鏡花ちゃんをクリアして次のキャラに悩んだんですが、正直この時点で一番攻略する気が起きなかったのが藤田さんでした。元々の印象は悪くなかったのですが、鏡花ちゃん√…というか、共通√での藤田さんが怖くて怖くて。
しかし、それを妹に話したところ「藤田さんはオカンだよ」と言われ。え、嘘だろ、と思ったので2番目に攻略しました。
これから何回でも言おう。藤田さんごめんなさい。

以下ネタバレ満載ですので、苦手な方はお戻りください。







 藤田 五郎(cv.福山潤)

「逃がすつもりはないからそのつもりでいるんだな」

警視庁の妖邏課(ようらか)に勤務の警察官。
化ノ神(ばけのかみ)を生み出す能力がある人間や、物の怪を監視する役目を担っている。
かなりの剣客でみなに一目置かれているが、無愛想で威圧的な態度のため、みなに敬遠されている。
職業:警察官                          (公式より)




鹿鳴館で藤田さんに詰め寄られて、小泉さんに助けを求めます。しかし小泉さんは物の怪話をする方へ。結局藤田さんに連れられ鹿鳴館を後にします。いやぁ藤田さんが怖いのなんのって…。

連行中に八雲さんと再会し、記憶喪失であることを明かした芽衣ちゃんは帝國ホテルで過ごすことになります。
藤田さんは留置所へ連れていこうとしていましたが、今思うとそれまでの「怪しい女だから」という理由ではなく、身元のわからない少女を放置するわけにはいかないが自宅には(男の一人暮らしなので)連れていけないからなように感じました。

翌日、ホテルで盗難事件が起こり、藤田さんはホテルで警備や捜査を始めます。ホテル前でじっとしている藤田さんを見た芽衣ちゃんは、藤田さんがいなくなるまで時間をつぶそうとします。
気持ちはわかる!芽衣ちゃんからしてみれば藤田さんは怖い警官さんですもんね。
時間を潰すつもりでブラブラしてた芽衣ちゃんは道に迷ってしまい、あやしい男2人にさらわれそうになってしまいます。
そこを助けてくれたのが藤田さん!元新撰組の藤田さんからしてみれば人さらいの1人や2人相手なんて楽勝ですよね。
その日は怖さからお礼を言えなかった芽衣ちゃんは、翌日にお礼を言おうと藤田さんの元へ向かいます。
しかし「警察の仕事だ」と言われてしまいます。藤田さんが芽衣ちゃんのことを心配しているのは確かですが、まだ個人的にというよりは警察としてなんでしょうね。

その後、八雲さんに連れられて藤田さんの自宅へ。当然ですが怒られて追い出されてしまいます。
翌日お酒を持ってお詫びに行くのですが
「みっともないとは思わんのか」
と言われてしまいます。お酒1つで許してもらおうという考えがみっともない、という意味にとらえた芽衣ちゃんですが、藤田さんは袖のほつれの事を言っていたんですね。
…この人良い人じゃないか!(今更)

そして藤田家訪問3回目。
「怖い人」だけれど「悪い人」ではない。そう思って通ってしまう芽衣ちゃんが可愛いです。
剣術の稽古をつけてもらうときに
「……情けない。そんなことでは立派な剣士にはなれんぞ」
と言われるのですが…いや剣士にはならないよ!?と思わずツッコミを入れてしまいました。
その後晩ご飯作りを手伝おうとする芽衣ちゃんですが、かまどでの米の炊き方も魚のおろしかたもわかりません。
見かねた藤田さんに交代させられるんですが、なぜここまでできないのかを記憶喪失のせいだと思った藤田さんは
「記憶さえ失わなければ、奇特な外国人と警察につきまとわれることもなく、ごく普通の幸福な生活を送っていただろうに……」
と。やっぱり藤田さんは優しい人ですね。この辺から罪悪感が大きくなっていきます。藤田さんごめんなさい。
ホテルまで送ってくれることになったのですが、「魂依を夜道に放り出すとあとあと面倒になるかもしれない」という言葉に、芽衣ちゃんはショックを受けてしまいます。
藤田さんが私を気にかけてくれるのは、私が魂依だから。
それ以上でもそれ以下でもなく、単に監視対象の1人として接しているだけ。
そうでなければ、この人が私に関心なんて持つはずがなかった。
(そっか。そうだよね)
なにをいまさら。……最初からわかっていたことなのに。
違うんだよ芽衣ちゃん!最初はそうだったかもしれないんだけどそうじゃないんだよ!藤田さんはちゃんと芽衣ちゃん自身に惹かれつつあるんだよ!

そんな藤田さんが可愛かったのがこのシーン。
「硬派」の意味が現代と明治時代で違うとこを知らなかった芽衣ちゃんは藤田さんのことを「硬派」と説明してしまうんです。
直後、やってきた八雲さんが
「いやいやまさか、生ける伝説の剣豪と名高いあのゴロー・フジタが、こんな若い娘サンに下心を抱くなど……」
と挑発してきたときの返事!
「警部補だろうがなんだろうが、俺も男だからな。女ぐらいは口説くこともあるだろう」
「悪いが、俺は『硬派』ではないものでな。女が家を訪ねてくれば、おのずとやましい気になるかもしれん」

不機嫌になった様子が、私には拗ねたように感じました。藤田さんを可愛いと思ったのは初めてです。怖がっててごめんなさい。

その後、4回目の藤田家訪問の後のダミヘシーン。
今回もセリフは書きませんが、芽衣ちゃんを自分から遠ざけようとする藤田さんが切ないです。

そして物語は佳境へ。
芽衣ちゃんの部屋へ強盗が来てしまいます。そこを藤田さんがかっこよく助け出して5回目の藤田家へ。
そこで物の怪を斬る理由、芽衣ちゃんを突き放した理由を聞きます。
藤田さんって、ほんと不器用だけど優しい人ですよね。でもいままでなかったデレが一気にきてなんかもう恥ずかしいというかお腹いっぱいでした。

 

明治残留エンド
まさかの土方さんの話がwwしかし、新撰組は『薄桜鬼』と『新撰組黙秘録(血魂録)勿忘草』くらいでしか知らないので、土方さんのことを「奴」っていうのはなんか違和感がありました。
そしてやっぱり藤田さんのデレには慣れない!


2人で現代エンド
現代では、藤田さんは剣術の道場を開いているようです。八雲さんの名前を出すとムッとしちゃうなんて、藤田さん可愛い。


1人で帰還エンド
現代に戻ることを決意した芽衣ちゃんは藤田さんに別れを告げに行きます。
今回もこのエンドのみセリフ抜粋します。
「……俺は、人との別れには慣れている。これまでも何百という者たちを見送ってきた。おまえのことも、同じように見送るだけだ」
「ただその別れが、今回は思いのほか早く……」
「つい、心の準備をし損ねた。今度ばかりは、うかつだった自分を責めるだけだ」
「……歩き出せ」
「……そうだ。俺はこの場所で、お前の未来が幸多きものであることを、祈っている――」

江戸の終わり…激動の時代を生き抜いてきた藤田さんはいままで数多くの別れがあったんでしょう。別れは必ず来るものだと知っている藤田さんでも、芽衣ちゃんとは永遠を望んでいたのではないでしょうか。
幸せを願っている、としっかり伝えられるところが、さすが大人だな、と感じました。

 


藤田さん、怖がってて本当にすみませんでしたあああああああ!!
ただ不器用なだけで、とても優しいことがよくわかりました。
終盤の怒涛のデレラッシュにはいろいろ持ってかれそうになりました。大人ってすごい。