前回の記事テーマ「カウンセリングって大事」の続き(後半)になります。
※本日もフランクな感じの表現になりますが、大目にみてくださいm(__)m
私はサロン業界で15年間、エステサロンの経営や開業支援、店舗マネジメント研修
など携わってきました。
その中で、自信をもっていえるのが「カウンセリングで顧客満足度の9割が決まる」
ということです。※この9割という数字には根拠があるので、また別記事でアップしようと思います。
逆説で、「技術力がイマイチだったとしても、カウンセリングでカバーできてしまう」ということです。
じゃあ、ここで、皆さんに考えて欲しいのは、「良いカウンセリングってどのようなカウンセリングですか?」
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- お客様の目的に合わせたケアの提案ができること?
- お客様の予算内でできるベストなプラン提案ができること?
- お客様のコンプレックス思考をポジティブ思考へ変化させること?
などなど、、、皆さんも「カウンセリングはこうだ!」という基準をもっている
と思いますし、その基準を否定するつもりはありません。
ただ私がカウンセリングで重きを置いている最重要事項は
「カウンセリングでお客様との心の距離を縮めること」
これがとてーも重要
だって、お客様の心理になって考えてみて下さいな
エステティシャンと心の距離が縮まっていなかったら、
本音を言わないですよね、
人はだれしも、周りから良く見られたい
という心理が働きます。
私もそうです。
良くみられたいからエステサロンやネイルサロンやヘアサロンにいって
自分磨きをするのです。
ただ面白いのが、良くみられたいと思って自分磨きに行ったサロンでも
スタッフの人に良く見られたいって思ってしまうのが、人の性というもの(笑)
人間って欲張りですよね(笑)
顧客になって何回か通っていくうちに、心の距離が縮まり本音を出せるようになる。
すなわち、初めて行ったお店では、縮まっていないから、お客様からの本音は
でてこないってことになる。
だからこそ、いかにカウンセリングで心の距離を縮められるかってことが重要になるのです。
ではここからやっと本題に入っていきます(汗)
心の距離を縮めるときのポイントを一つだけ伝えます
それは「エステの話をしないこと」←これはエステティックサロンさんの場合
ネイルサロンならネイルの話はしない、ヘアサロンならヘアの話はしない。
ということ。
WhY?なぜなのか?
例えば次のようなイメージ、想像をしてみて下さい。
(脳内イメージ)
お客様がエステサロンにいって、エステティシャンからカウンセリングの時にエステ(美容)の話を聞かれている

これで縮まらないですよね。
だってエステの一般的なカウンセリングの過ぎないから。
私が経営していたエステティックのサロンや今現在携わってるサロンでは
新規のお客様のファーストカウンセリングに入るとき「エステ(美容)の話をしてはいけない」
というルールを徹底しています。
ファーストカウンセリング(エステ・美容の話は一切しない!!心の距離をぐっと縮める)
↓↓
施術(ここではエステ・美容を中心に話をする!!プロだなってお客様に認めてもらう)
↓↓
アフターカウンセリング(契約、店販、次回予約!!)
ここで重要なのは二面性を持たせる、、、ということです。(恋愛と一緒!!)
人は初めて会った人のイメージを、脳が勝手作ってしまう生き物です。(俗に言う第一印象)
少し話をして、「あっこの人ってこーゆう人なんだろうな」って勝手にイメージを
作ってしまいます。
そのイメージとのギャップが大きくなればなるほど
脳がなぜ?なぜ? 〇〇〇のような人ってインプットしてたのに、違うやん!となり
より相手を深く知ろうと働くのです。
そう働くことによって相手への関心(依存)度を向上させることができるのです。
つまり、ギャップを大きくだせるエステティシャンへ対してお客様は
より深く知ろうとする=エステティシャンの話を深く聴く姿勢に入る
というのが今回皆さんに伝えたかった人の行動心理と
私自身が今までのサロン運営において重きを置いている前段の部分です。
次回「カウンセリングって大事(後半 パート2)」で
私の方が用いているカウンセリングメソッドを少し触れていきたいと思います。
↓このような方はぜひ見て下さいね↓
- エステの話をしないで何を話すのか?
- パーソナルトークが苦手な場合はどうするのか?
- 差し障りのない話ししかできないけど