スペインで正社員としてホステル勤務を始めてから、気づけば4ヶ月目に入りました。


高級ホテルとは異なる、ホステルならではの職場文化に日々驚かされることも多くあります。


今回は、会社主催のクリスマスバーベキューを通して感じた


スペインの職場文化


従業員への扱い


外国人がスペインで働くために必要なこと

について、正直に書いてみたいと思います。


ホステル勤務のリアル|服装も雰囲気も「ゆるめ」




私が働いているホステルでは、会社から支給されるパーカーとジーンズが制服です。


高級ホテルのようなきっちりした身だしなみは求められず、毎朝しっかりメイクをしてくる従業員はほとんどいません。


正直なところ、

楽ではある

でも「プロフェッショナルな環境か?」と聞かれると少し違和感

そんな微妙な感覚を抱きながら働いています。


会社主催のクリスマスバーベキューその実態







そんな中、ディレクターの女性が企画したクリスマスバーベキューに社員が招待されました。


開催場所は、なんと私たちが働いているホステルの中庭。


一見するとアットホームで素敵に聞こえますが、


正社員向けのクリスマスイベントとして考えると、正直かなり質素です。

「受付に1人残るから」という建前


マネージャーの説明はこうでした。

「最低1人は受付で働く必要があるから、レストランでの会食はかわいそう」


ただ、この説明を本気で信じている人はほぼいません。


なぜなら、

バーベキューはスーパーで買い出しすれば済む

レストラン会食に比べて圧倒的にコストが低い

要するに、利益優先ということが透けて見えるからです。


スペインでは一般的な「Cesta de la Navidad」もなし


スペインでは年末になると、多くの会社が

Cesta de la Navidad(クリスマスギフトボックス)

を社員に配ります。


ワイン、高級ハモン、お菓子などが詰まった箱で、

「1年お疲れさま」という意味合いの強い文化です。


しかし、私の会社ではそれもありませんでした。


理由はシンプルで、「余計なお金がかかるから」。

スペイン企業すべてがこうではありませんが、

会社によってはここまで露骨にコストカットを優先するのだと、良い勉強にはなりました。



有休中でも参加|

新入り社員の立ち位置


実はこのバーベキュー、私は有休消化中でした。

周囲からは

「旅行中って言って断ってもいいよ」

とも言われましたが、直感的に

「新入りの立場で不参加は得策ではない」

と感じ、参加することにしました。



一番驚いた光景|肉を焼くのは外部業者


当日、最も驚いたのはこの点です。

外部委託のメンテナンス会社の男性が招待されていた


そして、彼がずっと肉を焼いていた

一方で、ディレクターとマネージャーは

準備はするものの、基本的に座ったまま。


「自社の社員ですらない人が一番働いている」という構図には、さすがに言葉を失いました。


それでも「空気を読む」ことの大切さ


バーベキュー自体は約4時間続きました。

特に波風を立てず、周囲に合わせて過ごしていたせいか、

結果的にはディレクターやマネージャーから悪い印象を持たれることもなく、

むしろ「気に入られているかも?」と感じる雰囲気で終わりました。



スペインの職場では、

**能力以上に「人間関係」「空気を読む力」**が重視される場面も多いと感じます。


不当解雇を経て、スペインで正社員になれた意味


今年は長期戦の就職活動でした。

不当解雇を経験するなど、精神的にも厳しい時期が続きました。


それでも最終的に、

スペインで正社員として働けるポジションを得られたことは、大きな成果だと思っています。

勤務時間は不規則ですが、


今いる環境を最大限に活用し、次のキャリアにつなげていくつもりです。


スペイン就職で痛感した「語学力」の現実

今回の就職を通して、改めてはっきりしたことがあります。


先日、中国人の友人を人事に推薦しましたが、

スペイン語がビジネスレベルに達していないという理由で不採用になりました。


これは日本と同じで、

スペインで働くなら

スペイン語ができなければ

そもそも選考の土俵に立てない

という、変えられない現実です。


外国人がスペインで働くために必要な覚悟

スペイン語を身につけず、

英語や母国語だけで生きていく選択肢も、短期的には可能かもしれません。


しかし、長期的に安定して働くことは難しい。


数年は苦しくても、

スペイン語力を一気に伸ばせる環境

現地の職場文化にどっぷり浸かる経験

これを避けていては、スペイン就職は厳しいと改めて感じました。


まとめ|不満も含めて

「経験値」に変えていく


理不尽に感じることも多いですが、

それも含めて「スペインで働くリアル」。

今の環境をただ嘆くのではなく、

次につなげるための経験値としてどう使うかが大事だと思っています。


同じように

スペイン就職

海外就職

語学とキャリア

で悩んでいる方の参考になれば幸いです。