先日、NHK教育を見ていたときのこと。
テーマは「野菜嫌い」。
とある小学校の給食時間。
みんなで「いただきます」を言ったあと、たくさんの子が配膳されたばかりの器を持って
また前にやってくる。
何をするのかと思いみていると、どうやら嫌いな食べ物を戻すため。
「きゅうりとコーンが嫌いです」と言って、サラダの中のきゅうりとコーンを大鍋の中に戻している。
大きな衝撃を受けた。
夫によると、小学生の頃、給食がなかなか食べ終わらず(嫌いな物がなかなか食べられない?)、
掃除の時間になっても席で給食を食べている子がいたらしい。
そういうやり方も賛成しない。
かといって、嫌いな物を自由に残していいというのもどうなんだろう・・・
家では、少しわがままをして、嫌いな物を食べないということはあっても
学校では、頑張って食べる。
嫌だなと思っても、やる。頑張る。
そういうのが学校だと思っていた・・・。
家でも許され、学校でも許され・・・。
嫌なことはしない。好きなことしかしたくない。頑張れない。
そんな風にはならないんだろうか。
もちろん、給食だけで人格が決まるとは思っていない。
ただ、そういった方針は、授業や学校生活全般に共通してくるものだと思う。
学校って、なんだろう。