今回はインナーチャイルドが大好きなスピリチュアリスト達と言うことでお話ししていきます。
前回↑の潜在意識の書き換えでも出てきたインナーチャイルドですがスピリチュアル界隈の人が好んで使っている印象です。
プロのカウンセラーでもない、本物の霊能者でもない。中途半端なスピリチュアルカウンセラーや、占い師がセッションと称していい加減なことを伝えていたりします。
本当に毒親育ちや、虐待を受けてきた人たちはプロの心理カウンセラーのもと、心の中の子どもと対話することで問題が癒えていくと言うことはあるでしょう。
しかしスピリチュアル界隈では何でもかんでもインナーチャイルドが泣いていると言えば良いと思っている節があります。
そんないい加減なセッションを受けたところで人生が生きやすくなることはありません。
スピリチュアルにかぶれた人が無関係の人にあなたのインナーチャイルドが泣いています、と話しかけて嫌われているものをたまに目にします。
まるであなたのために拝ませてくださいと言って廻る迷惑な宗教信者のようです。誰もそんなこと頼んでいません。
それこそ本質から目を逸らす似非スピリチュアルや新興宗教そのものです。
私も言われたことがあります。
一体全体何を見て私のインナーチャイルドが泣いていると思ったのでしょうか。
私などは相当に陽気でポジティブで嫌なことはどんどん忘れていってしまうタイプの人間なのに何を言っているんだろうと思います。
このインナーチャイルドが泣いているよと話しかけてくる人と言うのは、何か人生の困難があれば何でもかんでもインナーチャイルドのせいにしたい人たちなのです。
気づいていないけど本当は心が傷ついているから人生が上手くいかないのだ、と。
でもそれは違いますよね。
人生が上手くいかないのは自分の蒔いた種です。
前世のカルマなのか、今世のカルマなのか。
とにかく自分勝手に生きたり、人を傷つけたり、ズルしたり、陥れたり、誰も見ていないから、どうせ皆んなもズルしているでしょうと自分本位に生きてきたつけなのです。
因果応報で自分のしたことが自分に返ってきているだけなのです。
ツインレイに出会う人は魂を成長させるために心が傷ついているもの、と言う言説も真っ赤な嘘です。
似非インナーチャイルドを癒したところでツインレイと統合することは出来ません。
なぜならその相手はツインレイではなくてカルマメイトだからです。
人生を上手くいかせたいと願うなら、ありもしないインナーチャイルドのせいにするのではなく、地に足をつけ、現実問題に真正面から向き合い、清く正しく人を傷つけずに生きていくしかないのです。
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