実質の謹慎だった休養から2年強、

グループを抜けてからだと約1年半。

結局はこういう結末になってしまいました。


「これなら、もっと前に契約を終了するべきだった」とか、

事務所を批判する声も多くありそうだなあとか思いつつ…。

個人的には、むしろ今回の経緯は批判されるどころか、

かなり良心的だと感じています。

 

まあ、嫌いな言い回しなので、

僕自身は使うつもりがないにせよ、

本当に「なんとか事務所」と言いたくなる出来事が、

そこそこの頻度で起こっていることは否定しませんが(苦笑

 

 

事務所からすると、ファンに言われるまでもなく、

もっと早く契約を切っていたほうが、スマートだった筈。

問題が発覚した頃にせよ、

アンジュルムから抜けることになったときにせよ。

 

それを、途中で進学を目指していることを報告して、

無事に決まったこのタイミングで、発表になったわけで。

太田さん自身の意志で契約を終了したというのは、

僕は本当だと思っています。

 

 

逆に問題を起こして休養になったメンバーに対し、

「よく2年も籍を残してあげてたなあ」というのが、

個人的な感想です。

 

この話題の度に書いているような気がしますが、

「恋愛スキャンダル」なら、所詮アイドルとしての話だけど、

「情報漏洩」なんて、社会人としての話になってくる。

 

 

いくら当時は16歳だったとはいえ、

そのほうがよほど重大だという認識は、

発覚時からずっと変わりません。

 

即刻の契約解除だったとしても、不思議には思わなかった、

という言葉は、当時も書いた記憶があります。

 

 

そういえば太田さん休養時の文面は、小片リサさんと違い、

「重大な違反」としか書かれていなかったので、

未だに「彼氏バレ」だと思っている人を、

ちらほら見かけたりもしますね。

 

問題の内容を具体的に記していない以上、

騒動を知らなければ、「アイドルのスキャンダル」と言われ、

真っ先に浮かびそうなものと勘違いするのも、

仕方ない面はありますが…。

 

繋がった相手も女子ヲタですし、

最近は色々言われているとはいえ、

むしろそれは、基本的には考え辛い内容です。

 

 

それはそれとして、

進学を目指しているという、経過報告があったのは、

脱退から契約終了までの期間。

 

単に契約切れまで放置していたのなら、

わざわざ、途中でそんな報告はしないと感じるのも、

今回の契約終了までの経緯が、

公式発表通りだろうと判断した理由の1つです。

 

グループ脱退時に、取って付けたように報告されていたら、

僕も「本当かな?」と思ったかもしれませんが。

 

 

変に希望を持ってしまったファンもいそうなので、

そこが批判に繋がる可能性もあるけど、

個人的には、脱退以降の報告が全く無いまま…よりは、

よほど良かった気がする。

 

なんだかんだで、ファンに対してはともかく、

メンバーに対しては、とても面倒見が良い、

温かみのある事務所だと、僕は思います。

 

 

そもそも、もし活動再開をするにしても、

現実的に見れば、なかなか難しい状況だったと思う。

 

古巣のアンジュルムで同期だった伊勢鈴蘭さんは、

今やグループの中堅・先輩側になっていて、

一緒に活動していた時期とは、

比較にならないくらいスキルアップしています。

 

更に当時はいなかった4人含め、後輩メンバーも、

ずっと休養していた太田さんより、明らかにスキルは上。

 

 

かといって、問題を起こして辞めたメンバーを、

既存の他グループに再加入させるというのも、

ちょっと考えづらいことでした。

 

加えて、ソロで活動したり、

太田さんを軸に新グループを…というのには、

スキルも人気も明らかに不十分だった。

 

似た状況からだと、既存グループ加入なら稲場愛香さん、

ソロなら小片リサさんが該当すると思いますが、

この2人の場合は、スキルも人気も高かったですから…。

 

 

復帰するなら、歴代でも最高レベルといわれるくらい、

休養中によほどスキルアップしていた、とかでないと、

難しいような気はしていました。

 

最初は16歳だった本人も、内面が大人になればなる程、

復帰がどれだけ茨の道なのかを、

理解してしまったのかなあとも想像します。

 

そう考えると、無事に進学しての契約終了は、

一番安心できる結果だったのかもしれません。

 

 

【追記】

発覚時も脱退時もあったので、予想は出来ていたけど、

案の定、太田遥香さんの件で、

当時や今回の他メンバーの言動を批判する声が、

また出ていますね。

 

前に話題に触れた際にも、書いていることもあるけど、

改めて思うところを。

 

 

・もっと気にかけていれば、ヲタと繋がることもなかった。

当時のアンジュルムは、

卒業が相次いでとにかくバタバタだった。

周囲も自分のことで精一杯だったろうし、

確かにサポート不足はあったかもしれない。

 

ただ結局最後に問題になるのは、太田さん自身。

同情する部分はかなりあるけれど、

本人の問題を差し置いて、

周囲だけに責任を押し付けているのは明らかにおかしい。

 

同じ状況だった同期の伊勢さんをはじめ、

他のメンバーは、そんなことはしてないのだから。

 

 

件のヲタにしても、出回っていた数枚のスクショを、

当時に見ただけですが、

初期は伊勢さんにも好意的だったのが、

最後には口汚い言葉で再三罵っていた。

 

その中間の段階で、伊勢さんの個別に行ったけど、

同じような例として、上國料さんの名前を出しつつ、

次は無いという意味の言葉を残していました。

 

推測ですけど、伊勢さんとも繋がろうと目論んだ結果、

きっぱり断られての逆恨みのようにしか見えませんでした。

でも太田さんは、断ることが出来なかった。

 

 

・「何回言っても聞かなかった」と書いたりして、

悪いのは太田さんと言わんばかりだった。

川村さんや上國料さんが、よく言われていた気がします。

責任逃れだとか、云云かんぬん。

 

でも前の項目とも重複しますが、そもそもの大前提として、

太田さんが悪いというのは、まさにその通りでしかない。

繰り返しますが、結局最後には、

本人の意思の話になりますから。

 

 

そして先輩からしたら、注意するのは当たり前。

太田さんがやったことは、それくらいの重大な出来事です。

 

また書かなきゃ書かないで、

今度は「ほったらかしにしていた」と、

結局は叩いていたのが容易に想像出来る。

 

 

実際、上記の2人に対しても、

「問題が判明して突然そんなことを書いた」、

「本当に前から注意していたのか」といった、

いちゃもんレベルのことを言ってる人も見かけました。

 

ファンに知られてない段階で、

わざわざ「太田さんに注意している」なんて、

ブログで書いたり、ラジオで言ったりするわけがないのは、

分かったうえで言っているんでしょうが…。

 

 

・休養時の報告が機械的で冷たい文章。

これは、竹内さんに対してよく言われていた。

確かに、休養時の告知は極めて無機質・機械的で、

突き放したように見えました。

 

ただ竹内さんは、加入当時から太田さんを気にかけ、

とても可愛がっていましたし、

太田さんからも大変慕われていた。

 

そんな竹内さんだからこそ、太田さんの行為に、

裏切られた」「何をやっているんだ」との思いは、

他メンバー以上に強かった筈。

 

 

僕も当時、あの文面では複雑な気分にはなりましたが、

それ以上に、怒るのは当然という思いがあり、

批判する気持ちにはなれなかったです。

 

今回、契約終了の告知があった後で、

竹内さんがブログを更新していましたが、

短いながらも太田さんへのエールが伝わるものでした。

 

当時誰よりも怒っていて、突き放して見えた竹内さんだけど、

発覚から契約終了まで、2年という月日は、

氷解に至る必要な時間だったのかもしれない。

 

 

それにしても、竹内さんが当時太田さんに対し、

どれだけ目をかけていたかは、

当時のアンジュルムを追っていた人間、

ましてや太田さん推しの身だったら、知らない筈はない事。

 

「ずっと太田さんに冷たかった」とか、

あまりにも検討外れな内容も見かけ、嫌気が差します。

似たようなもので、

「伊勢さんばかりを可愛がっていた」とかも。

 

今でこそ、突っ込み等での限定的な話とはいえ、

伊勢さんが時折タメ口になる程、仲の良い2人だけど、

太田さんがいた頃には、

それほど関係が強い印象は無かった。

 

 

記憶が改変されているのか、

知らないのに適当なことを言っているのか。

あるいは一番悪質だけど、叩きたいが為に、

知ったうえでそう言っているのか。

 

「嘘も100回言えば真実になる」という、

ナチス幹部の言葉を思い出しました。

 

 

・休養以降ろくに話題に出さなかった。

これも「出したら出したで叩いてたろうに」としか。

現に以前、伊勢さんが話題に出したとき、

そうだったと記憶しています。

 

今回の発表後、上國料さんがブログを書いていましたが、

その中に書いてあった、

「内容は当人同士が知っていれば良い事」というのも、

まさにその通りだと思います。

 

 

長々と直球で書いてきましたが、

当時「何やってんだか…」とがっかりはしたにせよ、

活動していた期間を見ていただけに、

いざ契約終了となると、やはり非常に寂しさを感じます。

 

グループが、あんなにバタバタしていた時期でなければ、

心の弱さに付け込まれることもなく、

今でも、アンジュルムで活動している姿を、

見れていたんじゃないかとも考えてしまう。

 

 

直接確認したわけではないですが、件の女子ファンが、

アンジュルムからは去ったにせよ、別グループに移動し、

今ものうのうと現場に来ているらしいという話を聞くと、

強い憤りを感じざるを得ない。

 

発覚後の太田さんへの処遇に対しては、

優しい事務所だと思っている身ですが、

この件に関しては、本気で「何やってるんだ」という感想。

これこそ、即「出禁」の案件じゃないのかと。

 

 

とりあえず、こんな去り方にはなったけど、

無事大学進学の夢が叶ったのは、本当に良かったし、

アイドル時代に色々あった分、太田さんには、

素敵な人生を歩んでほしいなあと思います。

 

そして、我が推しである伊勢さんには、

是非太田さんの分まで、グループで頑張ってほしいですね。