新しい携帯にして、忘れてたけど思い出したこと。

あれはなんだったんだろうか。

携帯が壊れて数日。

一時的に、父の携帯を使っていたんだけど、
その時に、一度、電話が夜中にかかってきた。


寝てた私は、着メロも聞き覚えのない曲で、
しばらく気付かなかったんだけど、
あ、電話だ、と思って取った。


「もしもし?」

「…」

「もしもし??」



「…○○ちゃん?」


「え??…ダレ?」


ガチャ!
プー。


え?
切れた。


なんだー??


翌朝起きると、「非通知」の履歴。


私を「○○ちゃん」と呼ぶ人なんて、そんなにいない。


声が弟に似ていた。
弟は昔から私のことを「ちゃん」で呼ぶ。

何か一大事でもあった??

確認したけど、弟じゃなかった。


…以前からも非通知の電話は、たまにかかってきてたけど、
声を聞いたのははじめてだ。


声から想像して、
私をそう呼ぶ、思い当たる人がかろうじているけど、
しかしまあ、そんなことを絶対にする人ではないし。

そしてその人の連絡先は、もう私の知るところではないし。





未だに、たまに、非通知の電話がなる。

ワン切り。


同じ人なのだろうか。


気持ち悪くないといわれれば嘘になるけど、
そういう気持ち、わからなくもない。

とってくわれるわけじゃないし、
睡眠を妨害されるわけでもないし。

どっかで、電波で、繋がってるかんじがする。

誰かが、どこかで、私のことを思い出してくれている…のかもしれない。

それが誰なのかは、けっこうどうでもいいことなのだ。