ご無沙汰です。

今日は311なので、朝の時間は震災の本を読みました。

遺体―震災、津波の果てに/石井 光太

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4時間くらいで読めたのですが、
すごかったです。

読んでる途中に京都マラソンが家の前を通るので見に行ったら、何だかたくさんの人が生きて走っててすごいなぁと思って感動しました。

あとがきにある言葉になるほどなと思いました。

<震災後間もなく、メディアは示し合わせたかのように一斉に「復興」の狼煙をあげはじめた。
だが、現地にいる身としては、被災地にいる人々がこの数えきれない死を認め、血肉化する覚悟を決めない限りそれはあり得ないと思っていた。

復興とは家屋や道路や防波堤を修復して済む話ではない。

人間がそこで起きた悲劇を受け入れ、それを一生涯十字架のように背負って生きていく決意を固めてはじめて進むものなのだ。>

この筆者は、アジアの障がい者や物乞いを追ったルポや、イスラムでの売春、インドで体を傷付けられて物乞いさせられる子どもを描いたルポなどを書いている人で、だからかな、とてもリアリティにあふれていて、「泣かせよう」と思って書いているんじゃなく、そこで起こったことを、いろんな角度から記している、っていう感じがした。

すごくいい本だった。出会えて良かった。
自分に何ができるのか、なんて考えるのもおこがましいかもしれないけど、心をただ痛めてても何も変わらないだろうし、こんな風に情報発信したり、人に伝えたりして、何かしていきたいとおもった。

最近興味があるのは、被災地でお商売している人に対する投資。
調べてみようと思ってます。


遺体―震災、津波の果てに/石井 光太

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