なか卯の鶏ゆずうどん、美味しいですねうどん




最近、EMA(モバイルコンテンツ審査運用機構)という、

ケータイフィルタリングの審査などを行う組織が、

どのサイトを青少年に見せてよいサイトにするかどうか

議論を続けています。

(一部発表もされました)




さて、

子どもに良いサイト、悪いサイトっていったいなんでしょうか?




例えば、ここにM-TOWNという無料ゲームや

SNSなどができるサービスがあるとします。



SNS:ソーシャルネットワークサービスの略。

mixiのように、サイト上の空間で、知人や他人と

メッセージをやり取りしたり、写真を見せたり、

メディアを交換したりできるサービスのこと。

詳しくはこちら をクリック。




ある日、Aさんがそのサイトに登録(無料)をしました。


Aさんは両親が毎日喧嘩ばかりしていて、

とても辛い思いをしています。


でも周りの友達はそんな悩みを持っておらず、

相談しようにもわかってもらえそうにありません。


AさんはM-TOWNというサイトにアクセスするうちに、

自分と同じような悩みを持つ子どもがあつまる

コミュニティ(集まり・サークルみたいなもの)を

見つけました。



その中で、

今まで誰にも言えなかった悩みを告白し、

愚痴を言ったり聞いたりして、

初めて「自分自身でいられる場所」を見つけました。



ある日、コミュニティの中でも

一番大きな悩みを抱えるBさんから


「直接会って話がしたい」


というミニメール(サイト内でやりとりできるメールのこと)が

来ました。



また、Bさんは、

サイトを通じて連絡を取り合うのが面倒くさいから、

直接携帯のメールでやり取りしたいと言ってきます。



さて、そのあとAさんはどうするでしょうか?

あなたならBさんと会いますか?




個人的にあるサイト内で子どもに対して、

ケータイを介しての出会いについてアンケートをとったところ、

出会っていやな思いをした人は一定数いるものの、

時には「今でも何でも話せる友達になった」「付き合った」

「結婚した」など、人生にプラスになる出会いをした人もいました。



もちろん、本当にいやな目に遭った子は、

もうサイト遊びをしていない可能性が大きいので、

一概に言えません。



ただ、前述のAさんのケース、


もしもBさんとの出会いが素晴らしく、

ますます何でも話せるようになり、

親の立場を考えられるようになるかもしれません。


または、親と自分の境界線をもち、

自分の人生にまっすぐ取り組む契機に

なるかもしれません。



そうすれば、

M-TOWNはAさんにとって、

貴重な場所と出会いを提供したことになります。




逆に、Bさんとの出会いがAさんにとって

悪い出会いだったらどうでしょう。



たとえば、


実はBさんは中年男性で、

性的暴行をうけたりするかもしれません。


もしくはBさんがAさんにますます精神的に依存して、

半ばストーカーのような行為にでることもあるかもしれません。


また、

Aさんに聞きだした悩みからわかる個人情報を悪用したり、

それをもとに恐喝を行うこともあるかもしれません。




その場合、そのサイトはAさんにとって、最低のサイトになるわけです。



このように、同じサイトであっても、

その結果によって「良いサイト」「悪いサイト」になります。




もちろん、このことはネットの関係だけに言えることではありません。


友人・恋人・家族の関係だって、よくも悪くもなります。

だからといって、悪い面だけみて、禁止なんてことになりませんし、

できませんよね。



モバイルでSNSを利用する人は4人に1人(*1)。

モバイルコンテンツの市場規模は約1兆1500億円です。

(総務省調べ2008)


今更この歯車が逆回転するとは思えません。




では、子どもにとって、自分を守るために何ができるのか。


それは、自分がいやな思いを最低限しないために、

どんな風にメディアと付き合っていけばよいのか、

それを学ぶことだとエンコミでは考えています。




AさんにとってM-TOWNと気持ち良い関係でいるには

どうしたらよいのか。


トラブルに遭わないためには、

どのタイミングで軌道修正したらよいのか。

どのように考えたらよいのか。




私たちは、子どもがそれを考えるために、

メディアリテラシーを

教えてゆく必要があると考えています。







(*1)

「あなたは『モバイル SNS』に参加していますか」との質問に26.28%(287人)が「参加している」と回答。


調査は、日本全国に住む10代~50代以上の男女合わせて1,092人を対象に実施。

男女比率は、男性42.95%、女性57.06%。

年齢層分布は、10代3.85%、20代29.67%、30代40.20%、40代20.61%、50代以上5.68%。

「モバイルリサーチ with goo」調べ。詳しくはこちら