またこんなタイトルですね下心



今日9時からのニュースウォッチで、

性暴力加害で刑務所に入った受刑者への

更正プログラムを特集していました。



その刑務所では、

認知行動療法に基づいたカウンセリング

グループワークを行っていました。



認知行動療法を簡単に説明すると、


「行動を起こす基となっている価値観を変えることで、

その行動を起こさないようにする」


ということです。



たとえば、特集で取材されていた男性は、

「1人でも多くの女性と性交したい」と思っていたということです。


このケースであれば、「何故そういうふうに思ったのか」とか

自らの「男らしさ」や、「女性」についての思いこみを問い直すことで、

再犯を防ぐということになるのでしょうか。



グループカウンセリングでは、

性暴力に至る行動パターンについてのワークが紹介されてました。



性犯罪をおこす前には、個別の行動パターンがあるんですって。


たとえば

仕事でストレスが溜まる

アダルトビデオをみてストレス解消をする

より刺激の強いレイプ系のアダルトビデオを見る

犯罪を妄想してうろつく

犯行に及ぶ


などです。



この場合であれば、

仕事でストレスを感じた後、

アダルトビデオを見ること以外でストレス解消をすることで、

その後の犯罪につながらないようにするんですって。


大切なのは、自分自身のパターンを認識して

変えられるようになることだと言ってました。


この刑務所では、

これらの個別カウンセリング・グループワークが

3ヶ月から8ヶ月の間、週2回行われるそうです。




ただ、

「受刑者が何年もかかって染みついた考え方を

半年やそこらで変えるのは難しい。

少しでもリスクを減らす方向で考えている」

と、川越少年刑務所の指導員の方が

おっしゃってました。



確かに・・・。




ちなみに、再犯防止教育は、2年前、奈良で起こった、

幼女殺人事件から、性暴力加害者の再犯率が注目され、

そこから始まったらしいです


私もあの時、性暴力の再犯率の高さについて、

社会がとてもヒートアップしてたのを覚えてます。



番組では最後に、大阪大学の藤岡淳子教授が紹介されてました。


教授は、

「刑務所で学んでも、社会へ出た後、様々な刺激にさらされ、

再犯してしまう人が多い」為、

刑務所を出た後のサポートが必須だとおっしゃってました。


たとえば、藤岡教授がサポートしている元加害男性は、

性暴力をしたくないと思っているのに、

疲れている時や、感情を害された時などに子どもを見ていると、

ふと「後の人生を刑務所で過ごしてもいい」と思って

性暴力を犯しそうになってしまうと言います。


そんな時、藤岡教授に助言や励ましをもらうことで、

踏みとどまっていました。



現在、仮出所後も、保護観察官からプログラムを

うける仕組みになっているものの、

期間なども決まっておらず、何より、

専門家が少ないことが課題と締めくくられてました。




ここで、DVの加害者を例に出して考えてみます。


アメリカでの先行研究によると、

怒りがコントロールできないからDVを起こしているのではなく、



「妻や子どもは殴っても許される」

「奴らをコントロールすることが男らしさだ」



と思ってDVを行う人がとても多く、

加害者更正プログラムでは、

価値観を変えることを目的としています。



ただ、人の価値観を変えるのは、とても難しい事。

一筋縄ではいかないようです。




でも、ようやく始まりだした再犯防止プログラム。


もう少し経ってからの再犯率などのデータを見て、

より効果的な方法を探っていって欲しいですね!