時事通信
冬季五輪、熱狂のフィナーレ=日本はメダル5個、カナダが最多の金


第21回冬季五輪バンクーバー大会は28日(日本時間3月1日)、
当地の屋内競技場BCプレースで閉会式が行われて
17日間の熱戦の幕を閉じた。


 史上最多の82カ国・地域から約2600人の選手が参加。
7競技、史上最多の86種目で熱戦を繰り広げた。
前回のトリノ大会で金メダル1個だけに終わった日本は
銀3、銅2個のメダルを獲得するなど
延べ26種目で8位以内に入賞した。
閉会式では、フィギュアスケート女子で
銀メダルを獲得した浅田真央選手(中京大)が
旗手として日の丸を持ち、堂々と行進した。


 大会は開幕日の12日にリュージュの公式練習で
グルジアの男子選手が死亡する事故が起き、
ボブスレーでも転倒が続出。
一部競技では雪不足などで競技や公式練習の日程が変更された。


 一方、テロや激しい五輪反対運動などもなく、
大会中盤には天候も回復。
最終種目となったアイスホッケー男子決勝で
カナダが延長戦の末に米国を破って
2大会ぶりの優勝を果たし、国民的スポーツでの金メダル獲得に
開催国は熱狂のフィナーレを迎えた。
カナダは冬季五輪1大会最多の14個の金メダルを獲得した。


 次回の第22回冬季大会は2014年2月にロシアのソチで開催される。
閉会式では五輪旗がソチのアナトリー・パホモフ市長へと引き継がれた。


 冬季五輪は今後、地球温暖化による暖冬への対策、
高レベル化に伴う競技の安全性確保などが
より求められることになる。 




長かったようで短かったバンクーバーオリンピックが終わってしまった。
半月もいろんな競技で楽しめたので今は寂しい気分です。




※3/2追加
朝日新聞
トラブル乗り越え、和やかに幕 五輪旗はロシア・ソチへ

$Elyのフィギュアスケートブログ-mao asada9

各国の選手が分け隔てなく入り交じり、笑顔があふれる。
28日(日本時間1日)に閉会式を迎えたバンクーバー五輪。
選手に、熱戦を見守った人々に、様々な思いを残して、
冬の聖火は4年後に引き継がれる。

雪不足やリュージュ選手の事故死など、
トラブル続きで先行きが危ぶまれたバンクーバー五輪。
だが最終日に「国技」アイスホッケー男子で
カナダが優勝したことも手伝い、
閉会式は華やかな祝祭の場になった。

開会式と同じドーム形競技場「BCプレース」での屋内開催。
観客席は満員の約6万人で埋まった。
床には雪を模した白い紙が敷き詰められ、
観客も配布された白のポンチョを身につけた。
会場全体が白く見える。

一斉に各国旗が入場する。
フィギュアスケートの浅田真央選手が
やわらかな笑顔で大きな日の丸を左右に振る。
胸に銀メダルが輝く。

続いて選手たちが次々に入ってきた。
整然と行われた開会式と異なり、各国の選手たちが入り交じる。
歩きながら写真を撮るなどリラックスムードだ。

日本選手団は50人ほど。そろいの白のジャージー姿。
スピードスケート団体追い抜きで銀メダルを獲得した
小平奈緒、田畑真紀、穂積雅子の3選手も、
日の丸の小旗を手に笑顔を見せた。
アルペンスキーの皆川賢太郎選手と
モーグルの上村愛子選手の夫婦は肩を寄せ合って記念写真に納まる。
フィギュアスケートで銅メダルの高橋大輔選手は
小塚崇彦、鈴木明子の両選手と並んだ。

五輪発祥の地ギリシャと次の開催国ロシアの国歌が流れる。
バンクーバー市長から次回開催地の
ロシア・ソチ市長に五輪旗が渡された。
オペラとバレエのパフォーマンスなどでソチが紹介されると、
男子フィギュアスケート銀メダリストの
プルシェンコ選手らが笑顔で手を振った。

大会組織委のファーロング最高経営責任者と
国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は、
ともにリュージュの練習中に事故死したグルジア選手の死を悼んだ。

カナダ出身の歌手ニール・ヤングの歌声が響き、
紙吹雪が舞う中、聖火台の火が消された。

終盤はカナダ出身の人気ロックバンドらが次々に登場。
各国選手は記念撮影に興じるなど、
コンサートのような雰囲気を楽しんだ。

*

先ほど、録画していた閉会式を見ました。
ソチオリンピックのプレゼンテーションで
ナフカ&コストマロフが仮面舞踏会に合わせて
滑っていました。綺麗ーキラキラ

ボリジョイバレエ団も
幻想的で美しかったです。

ロシアの伝統を感じる
ちょっと古い雰囲気が好きです。