時事通信
フィギュア女子・談話

◇最大の夢がかなった 韓国・金妍児 
両親が見ている前で人生最大の夢がかない、信じられない気持ち。
昨年の世界選手権で優勝したが、完ぺきな演技ではなかったので、
今回はSP、フリーともきっちり滑りきりたかった。
今まで演技を終えて泣く選手の気持ちが分からなかったが、きょうは自然と涙が出た。
うれしくて、安心したからだと思う。


◇悔しい思いある 浅田真央 
悔しい思いはあるけど、(五輪は)すごくいい舞台だと思った。
自分の演技がパーフェクトではなかったので納得はしていない。
メダルを取れたことはよかった。すごく重たい。
(金妍児の点数は)声援であまり聞こえなかった。


◇メダル欲しかったが… 安藤美姫 
メダルは欲しかったが、SPで連続3回転に逃げずにトライできたし、
気持ちを強く保てたのは自分の成長だと思う。
五輪は特別だが、試合は試合。みんなが楽しめるよう選手としての誇りを持って、
日本人ということも忘れず頑張れた。
今後も一日一日を大切に、自分の人生もスケート人生も成長していきたい。


◇歌うように滑れた 鈴木明子 
直前の6分間の練習がうまくいかず、気持ちが弱くなりそうだったが、
その何十倍も練習してきた時間を信じようと思った。
音楽を感じながら、歌うように滑れたので本当に幸せな時間。
最後は解き放たれた気持ちと現実に戻った実感で感情がバッと出た。


◇世界中の人々に感謝する カナダ・ロシェット 
この苦しかった数日間、支えてくれた世界中の人々に感謝する。
自分自身、自分の国、わたしの(亡くなった)母のために滑った。
感情をコントロールして集中できたことを誇りに思う。


◇楽しんで滑れた 米国・長洲未来 
大きな大会の最終グループで滑るのが初めてですごく緊張したが、
小さいころから五輪に出たかったし、怖がるより楽しんで滑れた。
次の五輪では20歳になっているし、もっとたくさん経験を積んで表彰台を目指したい。


◇目標は達成 吉岡伸彦監督 
男女合わせて複数のメダルという目標は達成できた。全員が入賞できたのはうれしく思う。
浅田選手は集中してトリプルアクセルを二つ決めてくれた。
結果として銀メダルを獲得できたのは喜んでいい。金妍児選手は完成度が高く、
今回の五輪の金メダルにふさわしいと思う。


◇よく復調した 橋本聖子日本選手団団長 
昨年、ファンのみなさんがいろいろ心配していただいた時期を考えると、
浅田はよく復調して期待に応えてくれた。本人は金メダルを目標にしていたし、残念な気持ちはあると思うが、
これだけの重圧の中で落ち着いて滑っていた。一つ一つ大人になってきたし、誰もが思うことだが、4年後のソチ五輪も目指してもらいたい。




スポーツナビ
コストナーは16位「自分にとても腹が立っている」=フィギュア女子海外選手コメント

以下、競技を終えた海外選手のコメント。

■総合16位/コストナー「自分にとても腹が立っている」

――ミスが相次いだことについて

 自分にとても腹が立っている。準備はできていたし、調子も良かった。
自分のスケートを証明したかった。

――今後どうばん回していくか

 まず何日か休みを取って、それから練習を再開したい。
コーチと何が悪かったのか原因を分析したい。



■総合4位/長洲「とてもいい出来だった」

――初めての五輪だったが

 SPの後はとても落ち込んでいたけど、ロング(FSのこと)を終え、
初めての五輪で4位になれてとてもうれしい。
小さいころからこの五輪のリンクに立つのが夢だった。

――今日の演技について

 五輪で最終滑走になったときはプレッシャーを感じた。
でもプレッシャーを抱え、さらにジョアニー(ロシェット)の後で滑ったことを考えると、とてもいい出来だったと思う。

――4位になったことについて

 (3人の)トップ選手に次ぐ順位になれてすごくうれしい。
アメリカはずっと表彰台を守ってきたのに、それが途絶えてしまって申し訳ないなと思った。
その代わりに次の五輪で表彰台に上がれたらと思う。

――両親について

 来てくれてありがとうと言いたい。メダルはないので家に何も持って帰るものが何もないから、
今度の五輪で頑張らないといけないと思う。



■総合6位/レピスト「キャリア最高の演技ができた」

――今日の演技について

 キャリア最高の演技が五輪という舞台でできてとてもうれしい。

――音楽がうまく流れないハプニングがあったが

 自分の演技に集中していたので影響はなかった。



■総合7位/フラット「得点に驚いた」

――得点(自己ベスト更新となる総合182.49点)を見て驚いたか

 正直に言うと驚いた。ビデオで見ると(トリプル)フリップは良かったと思った。
2つのフリップがダウングレード(回転不足)を受けていてちょっと残念だった。

――演技を終えたときの気持ちは

 やり終えた気持ちでいっぱいで、得点は気にしていなかった。
でも今は気にしている。



■総合9位/レオノワ「ベストの演技が五輪でできた」

――今日の演技について

 ベストの演技を五輪でできたということをすごくうれしく思っている。
プログラム最初のトリプル―トリプルがうまくいき、波に乗れた。

――これからの予定は

 明日は買い物に行って、閉会式まで滞在する予定。
その後は帰って世界選手権に向けて準備を始める。

――今回の経験から得たことは

 熱狂的な観客の前で滑ることがこれだけ楽しいという事を経験できた。








浅田、安藤、鈴木がコメント=女子フィギュア会見詳細


$Elyのフィギュアスケートブログ-女子フィギュア会見詳細


バンクーバー五輪フィギュアスケート女子シングルで、
銀メダルを獲得した浅田真央(中京大)、5位の安藤美姫(トヨタ自動車)、
8位の鈴木明子(邦和スポーツランド)の3人が、
演技から一夜明けた26日に、当地でそろって会見を行った。
以下、会見の詳細。



■浅田「銀メダルを取れたこともすごくうれしい」

――過酷な状況の中で健闘したと思いますが、
自分自身を褒めるコメントを


浅田 昨日は(競技が)終わったばかりで気持ちの整理がつかず、
ただ悔しいだけだったんですが、今思えば、今シーズン初めて、
五輪という舞台でトリプルアクセルを3回跳べたので、
すごくうれしく思います。銀メダルを取れたこともすごくうれしいです。

安藤 いろいろと悔しかったのですが、気持ちを整理するのに、
にショート(プログラム)の後は、気持ちを整理するのが大変でした。
完ぺきな演技ではなかったかもしれませんが、
五輪という4年に1回の世界中が注目する舞台で、
ラストのグループで大きなミスなく演技ができたことは、
今思えば、頑張ったかなと自分でも思います。
 2回目(の五輪)で(ミスがあった)トリノのときと同じ演技はしたくない
という思いを持ってこの場所にきました。
4年も経っているので成長しなければいけないなかで
順位を10位上げられた(トリノ五輪は15位)ので、
それは良かったと思います。

鈴木 今シーズンの目標としていた180点を
この五輪で達成することができた(181.44点)ので、
良かったと思います。昨日のフリー(スケーティング)では、
会場をとにかく盛り上げたいと思って滑ったので、
お客さんの歓声がうれしかったので、
自分の目標としていた演技ができたかなと思います。


――昨夜は何をしましたか、また、今、一番何をしたいですか

浅田 昨日は取材の後、みんなで日本食を食べました。
その後、いろいろ話をして、寝たのは6時くらいです。
今したい事は、早く日本に帰って、たくさんの人にこのメダルを
見せたいと思います。また、たくさんの人に触ってもらいたいと思います。

安藤 昨日は家族が日本から来て会場で見ていてくれていました。
また、知り合いの人とか、門奈(裕子)先生とか、
スケートを始めるきっかけになったアシスタントのコーチの方とか、
いろんな方がきてくださったので、あいさつに行ってお話をしていました。
寝たのは5時くらいでした。
 今、一番したい、というかしなければならないのは、
(3月イタリア・トリノの)世界選手権に向け、
もう一度気を引き締めて練習すること。
特にショート(プログラム)でトリプル-トリプル(のジャンプ)
を男子と同じように跳びたいと思います。

鈴木 昨夜は日本から長久保(裕)コーチ以外のコーチの方も見に来てくれて、
みんなで日本食を食べました。やっと試合が終わってぐっすり寝ようかと思っていたんですが、
いつもはぐっすり眠っていたんですけれども、神経がたかぶっていたみたいで、
全然深く眠れませんでした。
 日本に帰って一番したいのは、まず応援してくれた人に
「ありがとう」と言って、五輪のことをいろいろな人に話したいと思っています。


■浅田「ソチ五輪を目指せればいいと思います」

――五輪にもう一度来たいと思うか。4年後はどういう自分でいたいか

浅田 (今回)初めて五輪を経験したのですが、選手村の事とかが驚きで、
今、終わってみて、五輪ってすごく大きな舞台で、普通の試合とは全然違うんだなと感じました。
すごい舞台だったので、もう一度五輪に出たいという思いがあるので、
次の(2014年ソチ)五輪に向けて、けがをしないように、
ソチ五輪を目指せればいいと思います。
 今回、銀メダルを取れたんですが、フリー(スケーティング)の後半の方でミスが出てしまったので、
少し悔いが残っています。そこをしっかりパーフェクトに滑れるように、
五輪だけでなく次の(3月・トリノの)世界選手権に向けて
頑張りたいと思います。

安藤 自分は2回目の五輪でしたが、来て良かったと思います。
幸運だったというか、世界に何人かしかいない、「オリンピアン」を2回も経験をさせてもらったことと、
バンクーバーにこれたことをすごく幸せに思います。
フリーの演技が終わった後に初めて心からスケートをやっていて良かったという幸せな気持ちになれたし、
(会場に)足を運んでくれた方や、日本で声援を送ってくれた方に対して、
本当に感謝の気持ちしかでてきません。
 4年後はなんとも言えないです。
日々成長していかなければいけないですし、
世界選手権が待っているので、今回、悔しかったところを今シーズン最後の試合で挑戦して、
いい演技ができたらと思います。
4年後(の五輪では)どうなっていくかわかりませんが、
強いて言うなら3度目の正直もいいかなと思います。

鈴木 今回、初めて五輪という舞台を経験しました。
五輪では世界中が一つになるような一体感を感じていて、
世代などを超えて世界が一つになれるという、素晴らしい感覚を感じることができました。
 4年後のことは、今は頭には無いです。競技を今すぐやめるとか、
やめないとかは考えていないので、4年後のことは考えていません。
今は1年1年、心と体と相談しながら(スケートを)やっていくと思います。



■鈴木「自分の気持ちをプログラムに乗せて、私らしく滑るだけ」

――プレッシャーの中で自分を支えてくれたものは

浅田 自分が思っていたよりも、五輪のリンクの上では、いつもと変わらない状態で演技ができたと思います。
(五輪では)緊張すると思っていて、その覚悟の上で練習してきたので、
五輪という舞台で普段通りに滑れたのではないかと思います。

安藤 自分は(五輪が)2回目でした。
1回目は、いろんな人が声援を送ってくれていたけど、
18歳(で経験不足)だったこともあり、いろんなことで戸惑って、自分を見失っていた。
(皆さんの)応援の力を分かっていなかった。
自分はスケートをやっているからこそ、いろんな人と出会えたり、
いろんな経験させていただけます。ここにいる皆さんとも、
スケートがなかったら出会っていなかったと思います。
家族や身近でサポートしてくれる人の力が、ショートやフリーで、
大きなミスなくできた支えになりましたが、そのことにプラスして、
今まで出会った人の声援が支えになったと、フリーの後に感じられました。

鈴木 この五輪の舞台に来れたのも、長久保(裕)コーチがいなければ
スケートを続けてなかったと思っているので、
長久保コーチの存在がとても大きいです。
先生について(教えていただいて)本当に良かったなと思います。
長久保先生から「コーチをしていて良かった」と言ってもらえるように、
今後も頑張っていきたいと思います。 .


――フリー前の練習が終わって、試合を迎えるまでどう過ごしていたのか

浅田 朝一回練習があって、夜も練習しました。
後は、普通にいよいよ明日という思いはあったんですけど、
そんなに深く考えることもなく、後は思いっきり滑るだけと思っていました。

安藤 ショートでは、最終滑走というプレッシャーもありました。
(ジャンプは)トリプル-トリプルにつなげたという気持ちに
自分自身は納得していたつもりだったんですが、
でも、自分にはチョイス(選択肢)がなく、トリプル-トリプルにしないと
(フリーに向けて)気持ちを前に進めなかった。
自分の演技に納得はしていたけど「トリプル-ダブルにしておけば基礎点は高かったかもしれない」
などといろいろ考えてしまって、(ショートの後の)夜は眠れませんでした。
 1日空いて、その後の練習で落ち着けました。
飛行機でホッケーの選手と知りあったんですが、その人が夜に試合だったので、
その選手の応援に行きました。結果も必要だと思うし、
メダル(を取ること)は素晴らしいし、必要だけど、五輪は結果だけでもないのかなと。
4年に一度、世界が一つになれる、五輪のゲームを世界で楽しむイベントのような気持ちになれました。
自分もフリーで誰かの人の心に残る演技をすれば良いんだと、
プラスに考えることができて、フリーはミスができないということで、
(演技の)難易度は低くしましたが、大きなミス無く終われたことは、
プラスでした。強いて言うなら、スピード感を出そうと思ったんですけど、
緊張感が出て、できませんでした。
新しい課題がみつかったので次に進めると思います。

鈴木 朝と夜の両方練習をしました。
調子としては良かったり悪かったり、波があったんですけど、
五輪の公式練習はそのときしかないと思って、大切に時間を過ごすことができました。
 フリーの前の6分間の練習では、最近の試合の中で調子が悪く、
ジャンプで1番てこずって、不安を抱えたまま自分の順番を向かえました。
自分の中の不安との格闘で、不安そうな顔をして先生に何か求めてみたんですが、
そのときに先生から「氷の上に立ったら一人だから、先生は何もしてあげることはできない」と言われ、
「やるしかない」と覚悟を決めました。
フィギュアスケーターはジャンプだけではないので、自分の気持ちをプログラムに乗せて、私らしく滑るだけだと思い、
氷の上に立ちました。それが自分らしい滑りにつなげることができたので、
すべてに意味があるのかなと感じました。



■安藤「ニコライに『誇りに思う』と言われてびっくりした」

――どこで練習していくのか、今後のスケジュールを教えてください

浅田 バンクーバーが終わったらすぐに日本に帰って、
中京大学で練習してトリノ(の世界選手権)に向かいます。

安藤 米国に帰って、もしかしたらヨーロッパに行って
時差調整をするかもしれません。

鈴木 長野に帰って一つショーに出て、今シーズンの予定は終わっていますが、
(世界選手権の)補欠には入っているので練習は続けていきます。
来期のプログラムをシェリー(・ボーン)先生に作っていただきたいと思っていますが、
まだ予定の調整はしていません。

――試合後、掛けてもらった言葉で心に残ったこと、感動したことは

浅田 終わったときは悔しい気持ちでいっぱいで、気持ちの整理がつかなかったんですけど、
たくさんの人に『おめでとう』と言っていただいので、
本当にそのときは銀メダルを取って良かったなぁと思いました。

安藤 一番うれしかったのは、メダルが取れなかったにもかかわらず、
ニコライ(モロゾフ・コーチ)に、「誇りに思う」と言われてびっくりしたんです。
彼はプロのコーチで、(指導をしている選手の中には)メダルを取っている選手もいたので、
自分はメダルを取れなかったので不安だったんです。
でも演技に対して「トリプル-トリプルに挑戦して、
ラスト(ショートプログラムの最終滑走)のスケーターとしてとても大変だったと思う」
と言葉に出してくれて。フリーのあとにそういう風に言われたのがびっくりしたのと、
コーチにそんな風に言われたのが初めてに近かったので、
次を頑張ろうと思いました。
あと、家族に会ったときに自分をスケーターではない、娘として抱きしめてくれて、
すごく良い家族だなと。自分は世界一の家族に支えられて、
ここまでやってきたんだと、うれしくなりました。

鈴木 私が一番うれしかったのはわざわざきてくれたコーチと食事に行ったときに、
「明子、ここに連れてきてくれてありがとうね」と言ってくれたのがうれしかったです。



■鈴木「スケート以外でやりたいことをずっと考えていたんですけど、何もないですね(笑)」

――4年後を見据えて、スケート以外の時間で挑戦したいこと

浅田 世界選手権があるので、それが終わってからになりますが、
それが終わってから1週間くらいゆっくりしたいなと思います。
自分はまだまだ現役で、試合に出ることが好きなので、先のことは分からないです。
今は試合に出ることが好きなので、競技を続けたいと思っています。

安藤 スケート以外は、フリースタイルスキー? 
跳んでクルクルまわるやつ(競技)、エアリアルをやってみたいです(笑)。
4年後のことは、なんとも言えないです。父を亡くしたのは、自分では考えられないことだったので、
何が起こるか分かならいと思っています。
それは、誰にもわからない。その日、1秒1秒を大切に、4年後まで、そうしていきたいです。

鈴木 スケート以外でやりたいことをずっと考えていたんですけど、何もないですね(笑)。
スケート以外には何もないですね。これからみつけたいと思います。
将来は振り付けに興味があるので、素敵(すてき)な仕事だなと思っているので、
いろいろなものを見て吸収したいなと思います。

――男子で銀メダルを獲得したプルシェンコ選手(ロシア)が
「採点システムには改善の余地がある。
大技があまりにも評価されていない」と抗議して話題になっていますが


浅田 難しいですね、ハイ。自分の言葉では言うことはできないです。

安藤 競技者はルールにそって(演技を)するしかないので、自分が言うことはない。
ルッツはアウトサイド、フリップはインサイドというのは、それは本当のことなので、
そういうのは選手にとっては大変ですけど、
今のルールを疑問に思ってやっていないので、何も言えないですね。

鈴木 すごく答えづらいんですけど、ジャンプに関していえば6種類あるので、
もちろん得意なものをやればいいと思うんですけど、6種類いれるというのも、
アリかなと思います。スパイラルの6秒はちょっと、「うーん」って思っていました。正直なところです。 .


――ほかの種目で心に残ったものがあれば教えてください

浅田 ペアもアイスダンスも日本でテレビを見ていました。
やはり、高橋大輔選手が男子で日本人初となるメダルを取ったことはすごいなと思いましたし、
それを見て、自分もメダルが欲しいな、自分も頑張らないと、と思いました。

安藤 自分はこっち(バンクーバー)に入っていたので、
こっちで見ていました。日本の高橋選手がメダルを取って、本当に素晴らしいなと思っていて、
自分も頑張ろうと後押しになりましたし、高橋選手だけではなく、織田(信成)選手、小塚(崇彦)選手も、
初めての五輪で、自分と比べれば、素晴らしい選手だなと本当に感動しました。
ペアの申雪と趙宏博(中国)の優勝というのはすごいなと。
一度、競技を離れて、カムバックして優勝して。
強い気持ちの持ちように刺激を受けました。
自分は2番手の中国の選手と練習をする機会が何日かあったので、
応援していたのですが、伝わるものがあったので感動しましたし、
笑顔も、演技も心に残りました。

鈴木 私が心に残ったのはアイスダンスの最終グループで面白いというか、
初めてアイスダンスにここまで注目して、とても楽しかったです。