時事ドットコム
東北の老舗リンク、静かに幕=荒川さんも少女時代滑走
仙台市にある勝山スケーティングクラブのスケートリンクが、
30年の歴史に幕を下ろそうとしている。
フィギュアスケート女子のトリノ五輪金メダリスト、荒川静香さんや
日本人初の北米プロアイスホッケーリーグ(NHL)プレーヤー、
GK福藤豊らトップ選手も利用したリンク。
厳しい経営環境などを理由に、4月末で閉鎖となる。
1978年12月にオープンした民間リンク。
縦56メートル、横26メートルの国際規格を満たし、
300人収容の観客席を併せ持つ。
ピークの80年には入場者が年間で18万人を数えたが、
利用者は年々減少し、ここ数年は年間4、5万人がやっと。
耐用年数が約30年という冷却装置などの特殊な設備工事費も、
約20億円と高額。年中稼働させるための電気代も大きな負担だった。
荒川さんが5歳の時、このリンクの「ちびっ子スケート教室」
に通って基礎を築いた話はよく知られている。
トリノ五輪後、
「中野友加里さんら有名なスケーターが
何人も滑りに来たんですよ」
と、運営する勝山企業の坂本昌弘専務は話す。
福藤選手は地元東北高時代の3年間、ここで汗を流した。
系列のボウリング場支配人、斎藤和俊さんは
「彼の実力は飛び抜けていた」
と当時を述懐する。
閉鎖決定を知った人々からは、残念がる声や感謝の言葉が今も届くという。
だが、再開のめどは立たず、別れのセレモニーも予定はない。
年中無休だった「老舗」は、静かに最後の日を迎える。
東北の老舗リンク、静かに幕=荒川さんも少女時代滑走
仙台市にある勝山スケーティングクラブのスケートリンクが、
30年の歴史に幕を下ろそうとしている。
フィギュアスケート女子のトリノ五輪金メダリスト、荒川静香さんや
日本人初の北米プロアイスホッケーリーグ(NHL)プレーヤー、
GK福藤豊らトップ選手も利用したリンク。
厳しい経営環境などを理由に、4月末で閉鎖となる。
1978年12月にオープンした民間リンク。
縦56メートル、横26メートルの国際規格を満たし、
300人収容の観客席を併せ持つ。
ピークの80年には入場者が年間で18万人を数えたが、
利用者は年々減少し、ここ数年は年間4、5万人がやっと。
耐用年数が約30年という冷却装置などの特殊な設備工事費も、
約20億円と高額。年中稼働させるための電気代も大きな負担だった。
荒川さんが5歳の時、このリンクの「ちびっ子スケート教室」
に通って基礎を築いた話はよく知られている。
トリノ五輪後、
「中野友加里さんら有名なスケーターが
何人も滑りに来たんですよ」
と、運営する勝山企業の坂本昌弘専務は話す。
福藤選手は地元東北高時代の3年間、ここで汗を流した。
系列のボウリング場支配人、斎藤和俊さんは
「彼の実力は飛び抜けていた」
と当時を述懐する。
閉鎖決定を知った人々からは、残念がる声や感謝の言葉が今も届くという。
だが、再開のめどは立たず、別れのセレモニーも予定はない。
年中無休だった「老舗」は、静かに最後の日を迎える。