最近"ロンドンあるある"の女神から見放されていた僕ですが、昨晩再会をはたしました。

昨夜僕達は夜12時を回る頃夜バスに揺られ帰宅の途へとついておりました。

いつもよりも早い速度。結構な頻度での微妙な信号無視。

イタリアからきたと思われる乗客2人組も大丈夫か?イタリアに無事帰れるのか?と顔を見合わせておられました。

これまでの"あるある"は基本ダラダラ運転が基本でした。

冷蔵庫買う時、郵便を出す時、そしてチキン屋に立ち寄るときも..ゆっくりと周囲を見定めながら繰り広げられる荒行。

今夜もダメかと諦めた時、突如!

バスが急にバス停もなにもない所へ吸い込まれたように入ったかと思うと急停車!

ドアを開けドライバーが神妙な面持ちで現れて...

"トイレに行ってくる"

と、お言葉を乗客におかけになり、通りの奥へ猛スピードで消えていかれました。

そうです、あるあるの神、アリ神様があらわれたのです。

これまでとは異なる方向からのアプローチ。

神といえども待てぬものは待てぬ。

これまでのあの急ぎ様を思い出すと残念でなりません...

終点まであと10分弱でありました。

待つこと1分ほど。

車内に広がる民衆の不安な心

その時ゆっくりと車内にまた人影が現れました。

お帰り遊ばれたお顔はまさに仏様ようでありました。

ロンドンあるある-"バス運転手がトイレの為突如車のかげに消える"

これあるあるです!

数分後....僕の奥様が一言

"なんか臭くない?"

......

南無妙法蓮華経

以上