クリスマス休暇も早いもので、明日、島に戻ります・・

今回のクリスマスは日本の姫君が先にベルギーにいたので、何かと新鮮でした。

毎年イブの日は親族の中の誰かの家でぱーてーが開かれ、その家の人たちが準備をします。今年は嫁様の実家でした。なので、食事などの準備をせねばなりません。

僕と嫁がスターター、べるぎーの母がメイン、そしてデザートが日本人姫君担当となりました。

姫君はクリスマス2日前から準備を始めたそうです。

僕たちも一応前日から仕込みIした。




ぱーてーが始まる前にべるぎーの母が老人ホームでミサの演奏会をするので、皆で見にいきました。

結局、クリスマス中に3回も教会に行きました・・・

クリスマスは宗教行事だなと感じさせられます。





反面、キリスト教の信者数減、若者の宗教離れ、はたまた聖職者達のスキャンダルでキリスト教の影響力低下が懸念されてます。

翌日クリスマスの日、近所の教会では例年とは異なり、新しい若い司祭さんがミサを執り行いました。

僕はオランダ語がよく分からないので彼の説教が理解できません、でも例年と違い説教には笑いがありました。さらに、さらに隣の人は話を聞き涙を拭いていました。

彼の話の途中、いつもいる教会の婆さまがマイクを取ろうとすると彼が手で遮り結局最後まで一言も喋らさせませんでした。

ミサが終わり内容を嫁様に聞いてみると、

これまでの古いしきたりやルールを守るだけではなく、新しい時代に合わせて柔軟に考え行動しないといけない。さらに、キリスト教では認められていない同性愛も寛容になるべきだとの異例の話もしたそうです。

違いを認め、違いを尊重する

反面・・

違いを拒否し、違いを攻撃する

もしくは”違い”を作り、そのカテゴリーの中に当て込み否定、攻撃する

宗教に限らず、人種、文化・・・はたまた普段の生活の中でも知らず知らずのうちにやってしまっていること・・・・

こいつは○○だから

その人の人格を完全に否定する言葉・・・○○だから・・

簡単に人間を区別することができる危険で便利な呪文

ばってん

でけんよ!!そんなことすると!

来年は皆さんこの言葉を少しでも減らしましょ。

クリスマスは60人の人間が集まりぱーてーをしました。

皆それぞれ違い、たのしいですな。

オランダ語がもっと話せたらさぞ楽しいでしょうに・・・来年こそは!

違いば楽しみなっせ~!