こにゃにゃちわ~
皆様!海外だからってみんな日本語分からないと思ったら大間違いですよ!
今日はバスに乗ってたら前に座ったイギリス人と日本人のカップルが日本語で話してました。
そう、九州で育った僕!日本人が後ろに座ってますよ!
目は閉じれますが、耳は閉じれません。
なんかこの気まずさ・・・みんな分からないと思って話す会話の内容・・・・
僕の友人の変態カナダ人は日本語が流暢です。彼の趣味は海外に来ている日本人女子の話を近くに寄っていって聞くことです。
彼のお気に入りは日本人女子が話す外人の男談です。
皆様ご注意ください。
そう変態はあなたの隣にいる!
ぼか違うよ~笑
さてさて
まじめな話はこれぐらいにして・・・
・・・
先日僕は、ガツンと言ってやりましたよ!
そう、ガッツンと!あ、ガツッン、あ、ッガツン・・・??
ざくっと話すと・・・
あるデザイナーが工賃が高いといってきました。
僕は仕事を取る前にお客さんの要望にかなった仕上がりと、その見積りを必ず出します。
それで納得した上で仕事をはじめます。
ルールもあります。その見積り以上は絶対にチャージしません。
このデザイナーもその料金で了承し仕事を始めましたが・・どーも変・・・
もうちょい安く、もうちょい安く・・・
そう、彼女はロンドンに広く生息する妖怪チョイヤスです。
実際、仕事に入ってこの妖怪が現れたのは今回が初めてです。
数型は見積り以下の値段だったんですが、まだまだ高い!といってきます。
なので僕は、スタジオ始まって以来言ったことがないあの禁断の言葉を発しました・・
天空の城ラピュタでパズーさんとシータさんが発した禁断の言葉「バルス」と並ぶあの言葉を・・・
・・・・
「ヨソサイケ」
・・・・
!!!!!
すると・・・
返事が・・
「ごめんにゃ~、パートナーがうるさいんよ~わたすは、ハッピーハッピー」
といってきました。
ちょっと分かりずらい方もおられるので、詳しく申しますと・・
彼女はデザイナーですが、もう一人パートナーがおり、その人がスポンサーとして資金を出しています。
デザイナーいわく、そのスポンサーが値段が高いといっているそうです。
ファッションの経験がなく、洋服はその辺で売られている値段ぐらいでつくられていると思っているので、僕の提示している価格が高すぎるといっているそうです・・
10000枚作る服と1枚の工賃が同じなものですか!
なので、来週デザイナーがスポンサーをスタジオに連れてくるので、なんでその値段かを説明してくれないかと聞いてきました。
え~面倒くさいな~と思いますが・・・・
これは大事なことであります!チャンスーですよ!ちゃんすー!
よく前の社長に言われていたこと・・
「にいちゃん、3000円のジャケット、3万円のジャケット、30万のジャケット、違いを説明できるか?」
いろんな要素がありますよ・・
でも作り手とし、縫製をするものとして、お客さんにこれらの違いを縫いの視点で適切に、納得できるように説明できますか?
着れば分かると言ったら~おしまいよ~!
その「違い」を明確に伝えるためには力がいります。日々の追求のなかなか出てくる違いだと思います。
僕達はまだまだ未熟ですが、もっともっと上手になりたい気持ちで日々追求しながら洋服作りをします。
そして、今回思ったのはそれを伝えきれる技術も必要だと感じました。
作る力と伝える力・・・
喋らないと伝わらない、国にいる不便さ、でもそれゆえに気づかされること・・・
ちゃんすー、ちゃんすーです。