今週末は中東から来たいいやつが手伝いにきています。

昼ごはん、食べてるとき

「まさ!最近、ものすごくうまいインド料理店みつけたよ!いや~感動した!ほんと!」

彼いわく、そこのチキンカレーと手羽先のようなものがものすごくうまく、絶対に行くべしと、僕に熱く語ってきます。ものすごく無駄に長い説明のあと、親切にも店に行ったとき迷わないように、そこのウェブサイトにいってメニューか見せるね!とネット検索し始めました。

すると、偶然そこのレストランのレビューが出てきました。



”Do not order from here!” ここで注文するな~!

”Tasteless”  味がしない~!

”Worst service ever” 今までで一番最悪なサービス~!

輝かしい、1つ星のかずかず・・・

・・・・

さて

話は変わりますが、最近、以前勤めていたロンドンの縫製工場のおばちゃんのその後の話を聞く機会がありました。

一番の狂犬、レ〇タおばちゃんは、今いけいけです。

サンプルニスト(サンプル専門の縫製工さん)として、イギリスの有名ブランドを数社かけもちしているそうです。

面白い話をいろいろ聞きました。

おばちゃんは、だんなさんが有名サッカー選手のデザイナーさんのアトリエでも働いています。

おばちゃん曰く、今まで最高の仕事場だそうです。朝出社したら、まずコーヒーとお菓子の時間があり、午後もアフタヌーンティーとお菓子の時間がきちんと取られているそうです。

しかも、おばちゃんが他のサンプルにストと比べかなり縫うスピードが速いので、ものすごくちやほやされているらしいです。

他には・・・

イギリスといえばこのブランド!皆さんがご想像する3つのブランドの中の1つです!

そこのスタジオの中はたくさんの学生インターン等がおり、皆お互いピリピリしていて、話す相手もだれもいないそうです。スタジオはものすごく緊張感があり、いるだけで疲れるみたいです。

コレクション前は夜中の3時まで続くこともあるから大変だ~といっていました。
パリコレの期間中はパリにも行くことになっていたけど、体調を崩したそうです。
これは残念がっていました。


僕もこちらにいるとよくインターンをした人などからいろいろ話を聞きます。

デザイナーの世界も熾烈だな~とつくづく思います。

中東から来たいいやつも大学を卒業したらデザイナーになると言っています。

味覚がぶっ飛んでるように、デザインもぶっ飛んでるといいのにな、と思った金曜日の午後でした。

以上!