昨日、お客さんあら電話があり、きてもいい?と聞かれた。

もつろん!

話を聞くとどうも縫いの依頼ではないようです。

聞くと、今度ロンドンのカムデンというところにある場所を借りて、若手デザイナーを集め、ショーをしないか?とのこと

彼女たちのブランドを初シーズンから製作して今回が4期目・・しかし売れない・・

このような、若手デザイナー達がうごめくロンドンであります。

確かにデザイン的に、どうかな~?と思う人達も多々おられます。

でも、面白い素材、デザインで洋服を作っているデザイナー達も多々多々おります。

以前もブログにかきましたが、CREATE.MAKE.SELLのSELL(販売)のところで一番苦労します。

プロモーションや、セールスを含めたあたりが苦手なデザイナー達がほとんどです。

話に戻りますが、この展示会は、若手デザイナー達をショップや、PR、プレスしかこない一般的な展示会ではなく、一般消費者に向けた

展示会をしたいとのこと。

たまにこの手のイベントはあってます。これにどんな味付けをするかが味噌でしょう。そして最終的に売り上げに繋がるかが一番です。

いろんな手があります。ほんとに

僕のスタジオは今は小さいので、サンプルや、小ロットの生産しかできません。

なので、必然的にお客さんたちは、始めたばかりか、小さなブランドのデザイナーがほとんどです。

皆、それぞれの思いや夢を託した洋服を誰かに買って着てもらえるために、縫製スタジオに来て洋服をつくります。

最近思うのが、お客さんがスタジオに来るとき、洋服を作りたいからくるのじゃなく、洋服を最終的に売りたいから来てるんだな~と思い始めました。

縫製スタジオだから、縫製だけしたらいいんじゃないか!技術の世界ぞ!という声がきこえますが・・・

僕もこの縫製業界で生きていきます。

でもそれと同時にデザイナーの”作りたい気持ち”だけではなく”売りたい気持ち”も理解でき、それに応えることの出来るスタジオでありたいなと考えます。

扇は小さく、野望はでかく!

赤信号、みんなでわたれば怖くない!

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あ!青信号だった!