土曜日も元気に営業中の本日、新規のお客さんがスタジオに訪問してきました。

最近、僕はイギリスで車をレンタルするという荒業を覚え、奥様に指示された場所へニッサンを走らせたりしています。

さて、こんな日常を脅かす音を立ててやってきた本日のデザイナー・・・

乗ってきた車・・・その名は ポルシェ991 

そう、ロシアの名物料理、ボルシチ!

ではなく・・

そう、紅の豚のパイロット、ポルコ!

でもなく・・・

ん・・・

ポ・・ポ・・・ポ・・・ ハトポッポ・・・

そう鳩です!

車の中の鳩、いや、鳩の中の鳩!ポルシェ!もう分からなくなってます!なぜなら僕は飲みから帰ったばかりだからです!!

さて

そのポルシェから降りてきたのは女性の方でした。

シティーのIT関連企業にお勤めだそうです。でも、以前から夢に描いていたファッションデザイナーになるため、ブランドを立ち上げるそうです。

彼女が言うには・・

オフィスで働く女性向けのべスポークのオフィスドレスを作りたい!

最初イギリスに来たときはべスポークは豚肉のベストな種類なのかと思った経緯がありましたが、最近意味がわかりました。要するにこうです。

“been spoken for”. =  Bespoke = べスポーク

テイラーが一着、一着をお客さんと一緒にフィッティングを繰り返し作る洋服のことらしいです。詳しくは下記の英文参照

Bespoke

It means a suit that has “been spoken for”. Bespoke is when one tailor creates a suit from scratch for one person. This usually takes multiple fittings as the pattern is drafted directly on the person. This art arises from Savile Row (UK) and is the most traditional way a suit is made.


でも彼女は、フィッティングは無しで寸法のみで洋服を作りたいといってました。

ならば、Bespoke ではなく、Made to measure というものです。要するに、テーラーとのフィッティングがない洋服作り。自分の各部の一番近いパターンを組み合わせて作るセミオーダー?的な洋服作りのことだそうです。下記参照

Made to Measure

This is a completely different process than bespoke as it does not involve one on one tailors fitting you personally. Made to measure is based on pre-set patterns. The pre-set pattern is scaled up or down based on your measurements. This process is machine operated so mass orders are taken.

タダの言葉の違いですが、一応知識として書いてみました。僕も知らなかったので・・

なので、今日のデザイナーが使っていたべスポークは間違っていたということです!イギリス人でも間違えるので、外人の僕が間違っても当たり前です!日本人は英語が喋れなくてあたりまえ!!(英語を第2言語として話す者の少しだけの慰めです・・)

さてさて

途中の話がいろいろあり・・・・

ポルシェが爆音を立てながら去っていきました。

途中の話は眠くなったので飛ばさせていただきました・・・

また後の機会で・・・



僕の中の永遠の、チカテツ991