工場によっては違うとおもいますが、縫製業界はこれからの時期、閑散期に入ります。


以前もブログに書きましたが、来月から家の近所にある一室を借り、そこを使って小さなスタジオを作ります。


そして


この閑散期を使って、うちの縫製工場で働いてもらっている縫製工兼デザイナーさんと一緒に服を作ります。


今まで、アパレル業界の製造の部分のみで働いてきたので、デザイン、パターン、生地、縫製、販売と全ての過程を


浅いながらも見て、体験できることは非常に面白く、勉強になると思います。


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縫製工場で働いているから学べる事、出来る事があります。その反面、なにか、もどかしさを感じることもあります。


僕が日本で働いていた時はこの閑散期はほぼ仕事はゼロになっていました。


金銭的に厳しかったですが、この時期があったから仕事を続けていけたのかもしれません。


この時期に自分達の作りたい服を、毎日の忙しい仕事の中で得た技術で作っていきます。


閑散期が来るたびに少しずつ知識、技術も上がり、少しずつ、洋服も思うように上がっていきます。


この閑散期は技術のレベルアップも出来、なにより、服作りの醍醐味を経験するとこが出来ます。


忙しい日々の中で忘れがちになる服作りの何かを、改めて思い知ることの出来る期間です。


僕たちは作った服を近所の人や、知り合いに売っていました。


作り手が、お客さんに服を着せ、喜んでもらえる事は、なかなか体験できません。


そして、このような体験をすることは、服作りに対する考え方の原点の何かを見せてくれます。


なんか、文章がごちゃごちゃなになってきてますが・・・


簡単に言えば、みんなで一緒に服作りを楽しみたい!ということです。


しかし!!!!!


昨日、オーナーとの話で、この閑散期も少し忙しくなる!!とのことです・・・・良い事なんですが・・・・・ね・・・・


でも、がんばります!


スタジオ・マサチュカ、応援してください。


詳細につきましては後ほどネチネチと・・・・・


旅する縫製工場日誌