今までの常識を覆す一日でした・・・・


先日、縫ってもらったとあるサンプル・・・


ロンドンで夏に何か?イベントがあるらしくその開会式のコスチュームだそうです。


デザインはオーナーがまかされているようで、朝出社すると、紙切れに書かれたパーターンありました。


間違って捨ててしまうようなパターンですが、こっちではよく目にするパターンの一種だと思われます。


さて


オーナーは不在で写真を撮って送って、電話で指示があり、また撮って、電話して・・・みたいな感じで・・・


すると


そのイベントのコーディネーターがトアルに対しコメントしてきたらしく・・・・


シャーリングがキレイすぎる。幅はばらばら、真っ直ぐではなく、途中糸が切れているとなおよろしい。


そして、


左右非対称でもっとおとぎ話に出てくる子供が着ている感じの服にして!・・・・???


そうなんですか・・・・


なんだか初の注文で戸惑ってますが・・・・・


そして、トアルのシャーリングを引っ張り、ちぎったり、裾をハサミで切ったりと・・・・


そして、写真を送ると


「よくなったじゃない!」と・・・そうですか・・・・


そして、本番生地を使いサンプルを縫います!


途中いろいろと大変なことがありましたが、何とか完成!


無事納品は出来ましたが、どうなんだろう。


この手ごたえの無い感じの服作りはあまり慣れていません・・・


綺麗に洋服を作るだけが服作りではないんですね。