ロンドンに移り住んだ最初のほうは安宿で生活していました。
世界中から旅行者などがあつまり、やはり日本人もおりました。
そこで出会った2人の日本の男女。
実は夫婦で、しかも世界一周旅行をしているそうです。
旦那さんはこちらに滞在中、旅の予算確保のため、仕事をしたりしており、僕もロンドンの中心で彼がチラシを
配っていたのを偶然発見したりしました。
奥さんも笑顔が絶えない年は僕と変わらないぐらいの人でした。
1週間ぐらい一緒の宿に泊まっていたので、よく顔を合わして、分かれるときはメールや、彼らもブログをやって
いたので、その後も何度か連絡を取り合ったりもしました。
たまにブログを見て夫婦がどこを旅しているかチェックしたりしてました。 ほんとに文書が面白く、写真も素敵で
す。
最近、ブログをあまり見てなく、なんとなく見ていると更新が10月上旬でとまっていました。
なんか気になったので、フェースブックのほうをチェックすると、なんか様子が変でした。
まさかと思ったことが現実になるのはたまにありますが、程度があります。
ショックでした。
お二人はペルーで亡くなられていました。
アフリカでマラリアにかかり、その後ペルーで発症したらしいです。
夫婦の顔がずっと今日は頭の中に浮かんでいます。
今日は朝からずっとこのことが離れません。
死は目の前にはなく、背中の後ろにいつも潜んでいるような感じがします。
僕も肩を叩かれるまで、一所懸命、世のため人のため生きていきたいです。
心よりご冥福をお祈りいたします。