日本の工場では工賃が安く、なんとかして工賃を少しでも上げてもらおうと必死です。
賃上げ!賃上げ!!
でも、上がらないのが関の山・・・
しかし!!本日僕は経験しました!賃下げ!!
量産で作ったジャケットが予想以上に早くでき、かなりいい利益率をだしました。
しかし!!
オーナー曰く
「目標利益を達成したなら、それ以上の利益はいらんですよ。デザイナーに連絡して工賃を下げてやりましょ。」
!!!
ん~~~なるほど・・・
いろいろ考えることはありますが。これが彼女のやり方です。
ちなみにうちの工場のセールポイントは、イギリス初の倫理的縫製工場!!です。
不法労働、不当賃金、など、倫理上よろしくない事を一切行っていない、工場なのです!!
日本では考えれないでしょうが、こちらでは不法移民を不当な賃金で雇用している工場がけっこうあるそうです。
彼女も修行時代に、彼女の働く工場に突然、闇の不法移民を斡旋業者が来たそうです。
彼の後ろには、今、イギリスに不法移入してきた英語もしゃべれない外国達が数名いたそうです。
そういうこともあって、なんだかんだでこういう工場になったんでしょうね・・・
興味深いです。
工場で働くものとして、世界のこういった状況を勉強する必要があることに改めて気づかされますね。