今日、イギリスで働く日本人デザイナーさんからメールをいただいた。
先日お会いした時に話していた、環境・人権問題に取り組むアパレル企業の情報を送ってもらった。
興味深い会社ばかりなので、少し紹介したいと思います。
・Acne
このメーカーは自社で洋服製造において、違法な雇用や人権を無視した待遇などをしない規定をつくっている。
内容を少し紹介しますと・・・・
・自由な雇用(拘束、監禁などの禁止)
・差別の無い雇用(性別、人種、国籍、宗教、社会的地位、政治背景、身体の不自由・・・などなど)
・児童就労の禁止(15歳以下の児童の就労禁止、児童の売買、取引の禁止
・違法な労働時間の禁止(週48時間、週最低1日の休み、残業は週12時間で強要はしてはいけない)
・環境・人体に悪影響物質の使用禁止
・製造において出るごみなどを出来るだけ、再利用し、持続可能な地球環境のために取り組む
などなど・・・・・もっと詳しく知りたい方は→ここ (英語です・・)
日本の縫製工場からしてみればありえないような規定もたくさんです・人身売買とか、監禁とか・・・・
でも、残業はたくさんしてますよね・・・だって納期に間に合わないですもん・・・仕方ないです・・・
さて
次に紹介するのは・・・
・AG jeans
この企業は環境問題に取り組むジーンズのメーカーです。
この会社は自社でオゾン・テクノロジーというものを開発し、デニム製造で大量に使われる、水、薬品、エネルギ
ーなどを通常より少なくすることを可能にしている。
↓の動画はAGjeansの広告みたいなやつ・・・後半はデニムの製造過程が見れます。多分メキシコかな?
今後、ますます環境問題などに取り組まなければいけない時代がきます。
日本で働いていたときは気づきもしなかったことでした・・・ヨーロッパはこういった問題に対し
非常に熱心に取り組んでいます。これからはもう少し考えていけないのでは・・・・・