旅する縫製工場日誌


やって参りました。TMLテーラー


ロンドンに来て、初めての就活です!


地下鉄を乗り継ぎ・・・・雨の中・・・・なんとか着きました・・・この建物の1階にあるらしい・・・


緊張しながらドアをノック・・・ドアをノック・・・いままでずっとこの瞬間を想像していました・・ついにきたか~


ドアを開けると、男の人がデスクに座っており、用件を伝えると先日メールをくれた本人だった。


さっそく、いろいろと話をはじめる・・・自分のこと、仕事のこと、日本とイギリスの縫製事情などなど・・・


ちなみに、


先に申しますと・・・仕事は今募集していないとのことでした・・・・残念・・・


さて


この会社は2009年に僕に話をしてくれた、Murat氏と他の2人が共同で立ち上げた会社だそうです。


サンプル縫い、デザイナーブランドの小ロット、そしてサビルローの仕事もしてるそうである。


中でもサビルローの仕事は非常に厳しく、一回でも不良品があれば即刻取引停止らしい。


やはり、非常に閉鎖的なところで、外国人は難しいらしい・・・・でも行って話してみる価値はあるそうだ・・


100%無理ではないらしい・・・


イギリスの縫製事情について聞いてみた


やはり日本と同じく、若手不足、途上国への生産拠点移転などなど・・・


しかし


彼いわく、僕はいい時期にイギリスへ来たらしい。


もし僕が2~3ヶ月前にイギリスに来たならば、ここで働けるチャンスは非常に少なかったらしい


なぜなら、ここ最近で、多くのメーカーが国内回帰を始めているそうなのである。


今まで主要生産地であった中国が物価上昇により賃金が上がり、縫製賃金に以前ほど魅力があるほどの違い


が無くなってしまっているらしい。日本でも国内回帰が起こっているが、似た点もある・・・


さてさて


話は変わります・・・氏は生地屋出身で特にシルクの販売に力を入れているらしい。


そして、今後アジアマーケットに進出するらしく僕に非常に興味をもってくれた。


数ヵ月後に販売の企画が始まるらしく、そのときは何らかの協力をしてほしいらしい・・・


僕ができることは、ほとんど無いが・・・・もしこのブログを見て興味がある方はコメントください!!


ちなみに


僕のブログをインターネットで翻訳し彼に見せたところ、非常に興味深々・・・こんなとこで役に立つとは


少しの期間だけのブログだが、僕自身の信用を相手に伝える小さな手段になるものですね!


ほかに


APC-NETについて話したところ、彼も参加したいとのこと・・・できますか?担当の方だれか教えてください!!


工場の中をいろいろと見せてもらった。


従業員は10名ほど。大きくなりすぎると他から圧力がかかる国だそうです・・・・


働いている人は東ヨーロッパの人もいました。


やっぱり、JUKIとBrotherですね!


彼ら他の工場を紹介してもらいました。また後日いきましょか


なんかいいスタートが切れた感じです。これからがんばります。


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