今年の暑さは異常だ!
6月の時点で真夏日であり、7月の時点で猛暑のピークに達していた。
8月で2回ほど涼しくなったと思ったら、また猛暑をぶり返している。
熱中症で死亡する事故も後を絶たない。
俺も7月に仕事で何度か熱中症になりかけた。
俺は今のところインディーズのため専業タレントではなく、更にはデビューも遅く、普通のタレントさん達に比べると一般社会人経験が非常に長い。
それだけに一般人のみなさんの仕事が如何に大変かという事も充分に熟知しているつもりだ。
俺は故・尾崎豊さんと同様、学生時代から「普通のサラリーマンになんか絶対になりたくない!! リーマンなんか地味でペコペコしていてカッコ悪い!!」と思って普通の一般サラリーマンの方々をバカにするきらいがあった。
しかし現在では、その一般サラリーマンのみなさんこそむしろ大変だと思うようにもなってきた。(ただ俺は個人的に、藤岡弘、さんと同様、「生涯安定」を第一に求めるサラリーマン的人生観には全く否定的な価値観の人間である事は今も変わらない。みんながみんなこじんまりと納まっていくようで、俺はそのサラリーマン一般人という「当たり前の人生」の小さな枠の一人に納まっていくのが凄く嫌だった。決して金を追い求めているのではなく、たとえ若くして野垂れ死にしようとも、あくまで「当たり前でない、変化と刺激とチャンスと冒険に満ちた人生」を送りたかった。だから、この世界に入ったのだ。あくまで「生涯保障」ではなく「冒険」を選んだ! 金なんか欲しいのではない!! まぁ人生についての価値観は人それぞれだから他人に迷惑でもかけない限り、誰も単なる「こうあって欲しい」という個人的なこだわりの願いで自分の価値観を他人に押し付ける権利などないのだが・・・。意見を言ったり勧めるのはいいが、押し付けるのはやはりいけない。)
一般人でも、苦しくてもその仕事が本当に好き、もしくはその仕事に対して誇りや夢を持って一般職をやっているといった人は幸せであり、非常に素晴らしい人生だと思う。
しかしながら「本当は芸能人やスポーツ選手になりたかった(もしくは今でもなりたい)のだが自分には無理だから諦めて、現実的に考え、将来の自分の生活の生涯安定を第一に考えて生活や金や家族の為に、本当は好きでもない職業を死ぬ気で頑張っている」という人が実は物凄く多いのではないだろうか・・・?
一般サラリーマンの何が俺は一番大変だと思うのか? それは「好きでもない職種を生活や金や生涯安定や家族の為に死ぬ気で頑張る」というのが一番凄いと思う。
俺は決して楽をしたいと言ってるのではなく、むしろ芝居や歌も決して楽ではないし、更にはみなさんが思っているほど金も入っていなく、いろいろと大変だ。死ぬほどムカつく事も悔しい事も物凄く多い。全然楽しくなくても楽しそうに見せなくてはならない。
一般人の方々から嫉妬されまくるが、現実には嫉妬される程いい思いはしていない。
俺が言ってるのは「本当は芸能人やスポーツ選手になりたいのに諦めて、好きでもない一般の職業を死ぬ気で頑張って、その好きでもない一般会社を一生続けるつもり」という部分だ。
まさに尊敬に値する。
特に外での仕事や肉体労働の人は今年の猛暑の中、相当に過酷だ!
熱帯夜の連続で夜も寝苦しい日が続いたが、やっと夜は少しだけ涼しくなってきた。
しかし昼間は相変わらず暑い! まだしばらく猛暑は続きそうだ。
多忙の為に遅くなったが、「今更?」と言わず頭に入れて頂きたい。
気が緩んだ時こそが一番危険なのだ。
-----熱中症について-----
熱中症は高温下で発症する熱障害の総称 具体的には①熱(日)射病 ②熱虚脱 ③熱痙攣
【発生しやすい条件】 :気温(室内/室外)が27℃を超え、温度が65℃を超える時 (不快指数では80℃を超える)
【原因、症状と初期処置】
①熱射病 死に至る可能性が非常に高い
【原因】
気温の上昇により間脳にある体温調節中枢機能の変調 激しい運動などで発症しやすい
【症状】
呼吸困難、発汗、顔面紅潮・・・・・初期症状
体温が上昇(40℃を超える場合も有り)・・・・生命の危機
発汗停止、呼吸困難、意識障害
【初期処置】
早急に体温を下げる必要有り、脇の下にアイスノンなど蓄冷罪を挟む。
体を冷水に入れる、または体に水をかけ扇風機に当てる。 体温が38℃になるまで続ける。
意識がハッキリしたら水を与える。
②熱虚脱
【原因】
放熱により血管が膨張、脳に充分な血液が流れない
【症状】
血圧の低下、めまい、頭痛 体温の上昇はない
【初期処置】
涼しい部屋で足を高くし、頭を低くして寝かす
意識があれば水を与える
③熱痙攣(ケイレン)
【原因】
水のみを補給することで体内Naなどミネラル濃度の低下 汗には水分とNaを服務ミネラル成分が含まれている
【症状】
痛みを持った筋肉のケイレン
体温の上昇はない
【初期処置】
涼しい場所で安静にし、食塩またはスポーツドリンクを与える
**ケイレンが止まらず、水が飲めない場合には病院にて生理食塩水の点滴が必要
【熱中症の予防】
①日ごろから体調管理に勤める
②汗をかく前にまず1杯、水を飲んでから作業開始・・・・・発汗して喉が乾いた時は既に脱水状態
③スポーツドリンクは飲みすぎないこと(2本/日)・・・・・薄めて、こまめに飲む
④仕事中、体調に異変を感じたら遠慮せず涼しい場所で水分を補給し必ず休むこと・・・・他の作業車の変化に気をつけてあげる
みなさん、今日も一日お仕事、本当にお疲れ様です。