The waveという映画を借りて観てみました。
ノルウェーのガイランゲルフィヨルドが舞台になっています。
フィヨルド違いはあるけど
あの美しい景色を実際見た人間としては
色々期待して観ました。

でも、その内容とやはり日本人としては
津波映像に震えてしまいました。

過去にガイランゲルフィヨルドでは実際
山が崩れ落ち津波が村を飲み込むということがあったということです。
それをもとに作られた映画ですが
これはいまもその危険がありますよ
という映画でもあると思いました。

これはこの夏私がソグネフィヨルド観光で撮った写真ですが
結構こうやって崩れている個所はありました。
何枚も撮ったのですが
あれって大丈夫なの?と不安になったものです。



地質学者が主人公なのですが
転職のため引っ越し準備をし
家には娘と最後の夜を過ごし
妻と息子は妻が勤務するホテルで過ごす・・・
そこに津波の警報が鳴り響き村中が避難し始めるんです。
この時驚いたのは
(きっと実際こういう風に現地の人はやるんだと思う)
警報が鳴ると津波が押し寄せるのにかかる時間は10分。
少しでも高いところにみんなが車で大移動。
一通の道路は大混雑。
本当に恐怖です。
ただ・・・
息子の何気ない行動がお母さんの知り合い夫婦まで巻き込み
とんでもないことになる場面がありました。
息子、そこ責められることないのか・・・
と心の中で突っ込んでましたが。

津波はもちろんCGですが
ノルウェーの人は同じく経験している人もいるんだ・・・と。
1934年に起こったこのことは
ノルウェーの人たちの心に深く残っていることでしょう。

おすすめしたいけど
おすすめを力強くはできない・・・
津波の映像があるので。