伊奘諾(イザナギ)としてわたしの前に現れた男性は、わたしの中の伊奘冉(イザナミ)にひたすら謝りました。
残念ながらわたしには伊奘冉の記憶がないので、ただただ聞いておりました。
わたしの左肩には鬼女となった伊奘冉が見えていたそうです。
伊奘諾の話によれば、伊奘諾は伊奘冉以外の女性をたくさん抱き、そのために伊奘冉は嫉妬の炎で焼け苦しんだのだそうです。
伊奘諾(男性)は、たくさんの経験をしたくて一番大事な伊奘冉(女性)を苦しめたのでした。
男性が浮気をするのは性として、当たり前のように言われていますが違いました。
男性たちは、ただ経験をしてみたかっただけです。
わたしは、わたしのハートの内に冷たい氷のような欠片を感じ、伊奘冉に問いかけました。
「伝えたい言葉は何?」と
伊奘冉の中に押し込められていた言葉
「愛されたかった。
愛したかった。
ずっと一人で寂しかった。
どこにもいかないで一緒にいて。
みにくくなったわたしは、もう愛されないと思った」
イザナミの言葉とともにたくさんの涙が流れました。
涙と共に氷が溶け
防御のない、やわらかなハートがそのままあらわれました。
イザナミ(女性)はイザナギ(男性)を許しました。
男女を分けていた千引きの岩は消えました。
これは、わたしに起こったことですが、同時にすべての女性たち少なくともわたしに縁のある女性たち、男性たちにも共有されているお話です。
同時期に、自分の中の男性性と女性性が仲良くなった人や
パートナーや息子が急に優しくなり、助けてくれるようになった
との声を聞いています。
すぐに、現実として男女の関係が良好にはならないとしても、よくなる方向へと入っています
SMAPの会見はその一つの現れでした。
男性がプライドを捨て女性に頭をさげることを、男性の代表としてしてくれていました。
いま、天上界のイザナミとイザナギは二人向かい合わせでハート型のピンクとブルーの光となっています。
あなたの中の男女の壁も消え、調和統合されていきます。