銀座線には「三越前駅」がある。
りんかい線には「楽天タワー前駅」がある。
だったら京王線のこの駅も
「大勝軒前駅」としても誰も文句を言わないはず。
そう信じているのはだけか・・・
既に大勝軒の換気口から漂ってくる煮干しワールド
営業時間中は決して行列が途切れる事が無い名店中の名店。
「めとき」 の方が好みだとかなんだ言っても聖地は聖地。
1,050円の中華麺を高いと思われる方々もいるが、
スープは約900ml(普通のラーメンの2倍)
麺は280g(これも普通のラーメン屋の約2倍)
チャーシューは4枚。メンマは約20本とスケールが違うことを認識頂きたい。
どっしりとコシの座ったタンブラーにはキンキンに冷えたお水。
半分くらい無くなると、スタッフが必ずお水を注ぎにくるのは
このお店の伝統。
店内を見渡すと、2012年のオリジナルカレンダーがあった。
中華麺1杯で引換券1枚。5枚で引き換えてくれるらしい。
大勝軒のオヤジ格言集が入ってるようだ。
ラオタとしては松下幸之助よりも、ゲーテよりも欲しい格言集だ(゚∀゚ ;)タラー
1枚もらったが、あと4枚・・ネットオークションに出したりはしない(^_^;)
ほどなく、着丼。
いつもながら、圧倒的なビジュアル。
直系24cmの特注ドンブリは度迫力だ
カメリアラードの上でキラキラ光る煮干しがヨダレを誘う。
では、スープを一口・・・
美味い!美味い!美味い!の三重奏ヽ(゚◇゚ )ノ
煮干しの香りもさることながら、動物系の土台がしっかりしているので
旨味の調和が素晴らしい。
大昔を除いて今回で4回目ですが、味のブレは微塵も無い。
醬油のたった芳醇なスープはまさに王道ラーメンの雄。
麺はいつもながら柔らかく、スープの絡みは文句ない。
改めて気が付いたが、初めから柔らかいこの麺だが、
食べ続けていても、ダレることが殆ど無い。
非常に良く計算された麺だと再発見した。
自慢のメンマは硬過ぎず、柔らかすぎず絶妙な味付けでいつも感心する。
4枚入っているチャーシューはロース系の肉質のしっかりしたもの。
昨今の「唇で噛み切れます」みたいなヤワなものでは無い。
厚さは無いが、しっかり煮込まれていて噛めば噛むほど旨味を感じる逸品。
いつもならナルトはサラッと食べちゃうけど、
ゆっくり味わってみると中々どうして美味いもんだね♪
薄いから良いのでしょうね。これ厚かったら絶対邪魔だと思う(笑)
生玉子の食べ方は人様々。
もともと入っていた別皿で黄身を混ぜて、そこの麺を入れて食べるやり方もある。
また、のように暫くはドンブリに浮かべておいて、
黄身がトロリとなったところで麺にまぶして食べるやり方もある。
これは好みだから定義sin/cos/tanはない。
ラードの温度でややトロリとした黄身を麺にまぶす・・
これはヤバウマ
まさか、これほど相性が良かったとは・・
「きれいな黄身してたんだね~♪知らな~かったよ~♪」by J-WALK
ここで本年度340食目となった。
年間365食まで後25食。
先は見えてきた。除夜の鐘が鳴る前には必ず達成させてやる
しかし・・本当に次から次へとお客さん入ってくるね。
年間1億売り上げるお土産ラーメン製造現場に合掌してお会計。
12月に再訪出来て感謝感激でした
場所:東京都杉並区和泉3-5-3
交通:京王線「永福町駅」
営業:11:00~23:00(通し営業)
定休:盆と正月以外は無休
写真:中華麺1050円 生玉子50円