新国立美術館に「トルコ至宝展」を見に行ってきました。
これでもかってくらい石やら金やら使ってる宝飾品は置いといて、面をびっちり埋め尽くすデザインとかアラビア書道は美しかったですね。
文字が読めないのが悔しかったです。

仕事柄、服飾品の刺繍や縫製が気になって食い入るように見てきました。
あの異様にダブダブのパンツやどうやっても手足が出てこないであろう袖や裾の長さにスルタンの権威を感じてしまいました。

そばを歩いていた女性2人組が「お花多いよねー」「よっぽどチューリップ好きだったんだねー」と話しているのを聞いてちょっと唖然。
「チューリップの宮殿トプカプの美」って展示会なんですけど…
企画をここまで立ち上げた学芸員の方がちょっと気の毒。