諫言と苦情の違い

おととい、あみぐるみセレクションの打ち上げで行った居酒屋での出来事。
最後の最後にちょっと甘いモノを食べようとメニューを見ると、バニラアイスに寒天と豆とみかんらしきモノが乗った写真があり「クリームみつ豆」とあった。
４人のうち私とＦがそれを頼んだ。
しかし、来たものは水の中に寒天が漂って、その上にバニラアイスが乗っているというモノ。
アレ？みかんは？豆は？
私の方はかろうじて豆が3粒あったもののＦの器には１粒もないという状態。
甘みはバニラアイスのみ、水分でその甘さも薄まってしまいなんとも間の抜けた味になってしまっている。
そう、「みつ豆」なのに黒蜜がかかっていないのだ。
これはうっかり忘れたのだろうと、店員をつかまえて問いただすと「いえ、そういうものです」と言い切る。
そんなはずは無いだろう！？とアレコレいうも「そういうもの」としか答えないので、たぶんそういう対応の出来ない新人さんなだろうと、店長を呼んでもらった。
しかし、驚いたことにやっぱりこれがここのお店の成果品なのだと云う。
このデザートはパックされているモノを出すだけなのだと云う。
お店の盛りつけの手加減でこうなってしまったのなら、まだ仕方ないとして都内にものすごいチェーンを持っている居酒屋のメニューがコレではまずいんじゃないか？
お店をやっているＦと、協会運営をしている私としてはついお店の評判の方が心配になってしまった。
客はメニューの写真と商品名で判断してオーダーするんだから、この写真のみかんはまずいんじゃないの？名前も「みつ豆」と書くのはおかしいじゃないの？
いくら安いとはいえ（200円以下である）これはどうか？
だったら値段を多少あげてでももうちょっとマシなモノを出すべきじゃないのか？
と２人でコンコンと説いてしまった。
店長は神妙な顔をして聞いていたが、ただの苦情ととったか、諫言として聞いてくれたか・・・。
でも、ホントに頭に来た店には何も言わないからね。