■ライターの泣きどころ
こんにちは♪
起業女性のみなさんに
文章づくりの楽しさをお伝えしたい
ライター*うちはしまいこです。
昨日ぽそっとつぶやいた……
↓
ツイッターの中で、気になる投稿に
出会いました。
という「気になる投稿」のお話です。
目に留まったのは
ある作家さんのつぶやき。
「依頼された原稿に修正が
20カ所以上入った。
『体言止めが美しい』という
理由が納得できない」
と、おおざっぱにまとめれば
そんな内容で、書かれた文章も
そのまま掲載されていました。
その後、大騒ぎになっていて
いろんな方が持論を展開したり
文章への感想を述べられていたり
「体言止め」がトレンドワードにまで
なってましたねえ。
ちなみに体言止めとは、
文の最後(語尾)を名詞や代名詞
(これを体言と呼びます)で
終わらせる表現方法のことです。
どこに視点を置くかで
論じる内容が全く変わって
きますけれど……
私はやはり文章表現について。
「語尾」問題です。
文の最後っていろんな
終わらせ方があります。
です、ます、しました、
である……書き出すと
きりがありませんが
この終わらせ方、すなわち「語尾」に
同じ言い回しが続くと
文章に幼いイメージが生まれたり
単調なリズムのほうが気になってしまい
文章の内容に向けるべき意識が薄れ、
せっかくのいい文章が
ちゃんと伝わらなかったりします。
文章を書く人は、この語尾選びに
めちゃくちゃ気を遣っているのです。
話題になっている作家さんも
考えて考えて、仕上げられた
文章に違いありません。
体言止めも上手に使えば
洗練された文章に見せられますし
格調の高いイメージを添えることもできます。
しかしそれだって、
ちょっと乱暴に言ってしまえば
あくまでも語尾にメリハリを生む手法。
いちばん大切なのは
書いた内容が、届けたい人に
ちゃんと伝わることです。
心地よく読み進めてほしいし
一番伝えたいことが
すっと読み手の胸の奥に収まってほしい。
語尾のメリハリも、体言止めだって
そうした目的をかなえるための、
ひとつの手段でしかないと思っています。
体言止めに限ったことではなく
心地よく読み進めてもらい
一番伝えたいことを
すっと胸の奥に収めてもらうための
私のマイルールは
「複数の文章が続くとき
同じ語尾を続けない。」
時々、泣きそうになるくらい
悩むこともありますが……。
1つの語尾を修正したら、
その後に続く文章も
全部の語尾を入れ替えないといけない
ってこともよくあるケース。
(←ちなみにこれが体言止め)
もしもあなたが、書いた文章が
なんだかすっきりしないと思ったら、
「語尾」を見直してみてください。
です、です、です。
ます、ます、ます。
ました、ました、ました。
でした、でした、でした。
同じ語尾が続いていませんか?
引き出しに語尾のストックを
持っておくと、それだけで
文章力があがります。
ぜひ、いろんな本を読んで
言葉の貯金をしてくださいね。
ちなみに、話題になった文章は
こちらから読むことができます。
新成人に向けた素敵な内容です。
よければご一読を。
↓
時事通信から、「成人の日によせて」という原稿の依頼が来て書いたのですが、書いた文章に20カ所以上の直しが入りました。「体言止めが美しい」というような理由で、納得できないと申し入れたら決裂しました。せっかく書いた文章なので、ここに載せます。多くの若者に届きますように😊 pic.twitter.com/ryEgFvjhnE
— 鴻上尚史 (@KOKAMIShoji) January 6, 2023
【成人式の思い出】
地元を離れた学生生活だったので
成人式の日もアルバイトへ。
当時、成人式で振袖の着用が禁止だった
こともあり、一度も袖を通さずに
この歳まで来てしまいました。
今思えば、両親には悪いことを
してしまったなあ。
新成人の皆様、おめでとうございます!
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