■30数年越しの夢の先へ
こんにちは♪
起業女性のみなさんに
文章づくりの楽しさをお伝えしたい
ライター＊うちはしまいこです。
久しぶりの更新になってしまいました。
しかも今日は、どうしてもこの話を
書いておきたい！
ちょっとお付き合いくださいませ。
夏の甲子園大会も
各地の代表校が次々に
決まっています。
わが兵庫県は、なんとなんと…
息子の母校が夏の大会に
初出場を決めました！！！
決勝戦は仕事が手につかず…
親切な方のツイートで
戦況を確認しながら原稿書き。
延長戦に突入してからは
我慢できず、仕事を放り出して
ネットの無料配信にくぎ付け。
点が入れば、点を取られ
「どこまでも頑張れ」と願った延長14回、
相手チームの選手が打ち上げたボールが
セカンドのグラブにすっぽりと収まった瞬間、
泣きましたーーーー！！！
県内では強豪校の一角にいながら
どうしてもベスト４の壁を
破り切れなかった……。
それがようやく決勝まで
駒を進めることができ
ついに勝ち上がっての
甲子園出場を決めたのです！
実はこの野球部の監督さんは
息子が３年生の時の担任の先生。
いろいろと気にかかる高校生活を
送っていた彼に、地域の“超”進学校から
異動で来られた先生が
どう接してくださるだろうと
ちょっと不安だった春。
そんな心配はまったくもって
ムダでした！
高校卒業後、一度は民間企業へ就職。
でも、高校野球の指導者の夢を
叶えたいと、努力を重ねて教員に。
そんな先生の経歴も、何か
息子の心に響いたのか
日を追うごとに、息子の口からは
先生の話が出るようになり
彼の中に先生への安心と信頼が
生まれたことを感じました。
保護者である私にも、ことあるごとに
丁寧に温かく接していただき
おまかせできると安堵したものです。
入試前の放課後には、毎日のように
面接練習に付き合ってくださったそうで
（野球部の練習は大丈夫だったのかしら）
無事に志望校に合格できました。
卒業式の日、教室前の廊下で
挨拶をすると、こちらが
心配になるほどの長時間、
別れを惜しんでくださいました。
「野球部のご指導、いろいろと
プレッシャーではないですか？」
と余計な心配をする私に
「大丈夫ですよ」と満面の笑みを
見せてくださったのが懐かしい…。
卒業後も時折、息子には
様子をうかがう電話を
くださっていたようで
（気にかかる生徒だったようです……）
温かく寄り添い続けてくださる姿に
ただただ感謝の思いでいっぱいでした。
たった１年間という短い時間だったけれど
私たち親子にとって、とってもとっても
温かく忘れられない先生との日々でした。
卒業式から８年ぶりの
テレビの画面越しの「再会」。
先生自身が、この高校の野球部で
成し遂げられなかった甲子園出場を
30数年たって、指導者として
かなえられたことにも、また感動です。
声は届かないけれど
ありったけの想いを込めて叫びました。
「先生！ おめでとう！」
18年前は春の選抜に出場した息子の母校。
ベスト４まで勝ち上がりました。
その大会で、在校生たちの応援が
優秀賞をいただかれたのです。
野球部の活躍は、新聞社が書くだろう。
一生懸命頑張った生徒さんたちの
話が聞きたいなあ。
そう思った私は、当時在籍していた
情報誌で「応援団」のインタビュー記事を
書かせていただきました。
後日、校長先生がお礼のお葉書を
送ってくださり、恐縮したことを
憶えています。
あの時は、まさか息子がその高校に
通うようになり、担任の先生が
甲子園に出られるなんて
思ってもみなかったなあ…。
8月6日から、いよいよ
夏の甲子園大会が開幕です。
またも、仕事が手につきそうにありません！
ひとり勝手に盛り上がったネタブログに
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました♪
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