こんにちは♪

起業女性のみなさんに

文章づくりの楽しさをお伝えしたい

ライター*うちはしまいこです。

 
 
今年もプロ野球の
ペナントレースが始まりました。
 
 
新庄BIG BOSSの
パフォーマンスやら
 
 
地元出身の大勢選手の
大活躍ぶりやら
 
 
今年も楽しさにワクワクしながら
スポーツニュースを観ています。
 
 
そんな中、千葉ロッテマリーンズの
佐々木朗希選手がめっちゃ話題に。
 
 
相手チームの選手に
ただの一人として
1塁ベースを踏ませない
完全試合という勝ち方を達成し
(プロでもできる選手は超少ない!)
 
 
次に投げた試合で
またまた達成してしまうのか!?
って注目される中
 
 
監督の英断で、最後まで投げずに
他の選手にマウンドを譲りました。
 
 
かなり疲れがたまっていたようで
体を想ってのことだったそうです。
 
 
投げさせるべきだったのか
交代させるべきだったのか
まあ、いろんな意見が
飛び交いましたが
 
 
それは高校時代の佐々木選手を
思い出させる出来事でした。
 
 
夏の高校野球の県予選決勝、
選手生命を案じた監督さんが
佐々木選手に投げさせず
結果、試合に負けて甲子園に
出場できなかったのです。
 
 
この時の騒動も一緒に
思い出される中、
息子が高校生だった頃の
出来事が重なりました。
 
 
 
 
当時、息子は美術部に所属。
 
 
顧問の先生は、マイペースで
のんびりした息子にも
穏やかに温かく指導を
続けてくださり
 
 
その結果、思いがけなく
大きな賞をいただき
東京での表彰式に出ることに
なったのです。
 
 
一流ホテルでの表彰式は
広いホールがたくさんの人で
いっぱい。
 
 
作品は、有名な建築家が手がけた
美術館に展示されてました。
 
 
なによりもうれしかったのは
一緒に行ってくださった
顧問の先生が、カメラ片手に
一生懸命に息子の姿を
追いかけ続けてくださったこと。
 
 
それはそれは嬉しそうに
ずっと一緒に帯同くださった
ことでした。
 
 
入賞をいちばん喜んで
くださったのは、他の誰でもなく
 
 
作品に向き合う息子の一生懸命さや
途中で投げ出しそうになった
苦悩の様子を、いちばんそばで
見守り続けてくださった
先生だったのです。
 
 
あの日の先生の姿が
佐々木選手の高校時代の
監督さんに重なり
そして思いました。
 
 
 
 
いちばん投げて欲しかったのは
投げさせてやりたいと思っていたのは
先生だったはず。
 
 
甲子園のマウンドに立つ
彼の勇姿を一番見たかったのは
先生だったに違いない。
 
 
投げさせないと英断した
先生こそが一番辛かっただろうなと。
 
 
生徒の入賞をあんなにも
喜んでくださった息子の先生を
目の当たりにしたからこそ
そう感じたのです。
 
 
今回、厳しいプロの世界で
佐々木選手が偉業を達成した
背景にあったのは
 
 

投げさせなかった

高校時代の監督さんの
英断だったかもしれないと思いました。
 
 
目には見えないけれど
どんな行動も、それぞれの
想いや気持ちが支えになってる。
 
 
気づける人でありたいし
伝えられる人でもありたいと
改めて感じます。
 
 
 
 
そんな私の小さな後悔……
 
 
東京での授賞式の日、
先生と息子が収まった写真を
なぜ撮らなかったんだろう……。
 
 
「先生、ごめんなさい」って
今も胸がチクッと痛む母です。
 
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今日はちょっと息抜き…
オフのお話でした♪