■正しさだけが言葉じゃないから
毎週月曜の朝8時、
30秒で読める文章づくりのコツを
お届けしている「文章カフェ」。
今週からは、家事や身支度を合間に
「ながら聴き」で受け取っていただける
音声配信もスタートしてます。
読んでいただく文章カフェは
LINEを利用して配信中です。
コメントやメッセージが
気楽に送れることもあって
配信後には毎回たくさんの方が
メッセージやスタンプをくださいます。
今週のテーマは「文字を見せよう」。
そんな内容に、愛読者さんが
メッセージをくださいました。
「“きれい”という一つの言葉にも
色々と異なる意味があると思う。
個人の感覚ではあるけれど
場面に応じて、ひらがなと
カタカナを使い分けてます。」
そんな個人的な使い分けの
「こだわり」について
尋ねてみたかったとのこと。
こういうメッセージは
めーーーーーーっちゃ
うれしいです!!!
共感いただけてしあわせです!
私は個人的なこだわりがあるって
とってもステキなことだと思っています。
自分なりの表現の軸を持つって
とっても大切です!
ちょっと話がそれますが
以前に書いた原稿の中で
「たたずまい」という言葉に
触れる機会がありました。
想いを持って食材に向き合う
料理人さんがつくりだす料理には
「たたずまい」がある……
と言いたかったのです。
しかし、原稿をチェックする
担当者さんからは
「料理に“たたずまい”という
表現は使わない」と、言い換えを
求められ、日の目を見ることなく
書き換えたということがありました。
確かに文法的には、料理には不向きな
表現だったかもしれません。
でも、敢えて組み合わせることで
表現したい想いが伝わる言葉選びも
あると思っています。
あくまでも個人的な感覚による
こだわりではありますが……。
話を戻して……
「きれい」という言葉も
綺麗・きれい・キレイと書き分けることで
いっそう伝えたい雰囲気までも
届いていく気がしませんか?
ちょうどそんな時、Facebookに
上がってきたのが、こんな話でした。
「人の心の中には辞書がある」。
「人は言葉を聞いた時、心の中の
辞書に照らして、自然か不自然か
という区別をしている」というのです。
↓
心の中の辞書。
素敵な表現ですよね。
「キレイ」の書き分けも
「たたずまい」の使い方も
それぞれ、心の中の辞書によるもの。
あきらかな「間違い」は訂正されるべき
ものだと思いますが
自分なりのこだわりや感覚など、
説明したい想いがある言葉は
ぜひ使ってほしい。
ひとり一人の心にある辞書は
大切にしてほしいなあと思います。
……と考えると、どんな言葉や表現にも
裏付けされるべき説明って
目には見えていないだけで
きっと存在しているんです。
実は日本語に「明らかな間違い」なんて
存在しないのかもしれませんね。
文法的に誤りがなく正確で
シーンに応じて使われ方の
想像ができる言葉って
正しくはあっても
人の心に印象を残すほどの
魅力はないものかもしれません。
さて、あなたの言葉選びは
いかがですか?
届けたい想いを込めて
ひとつ一つ丁寧に言葉も選んでくださいね。
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