■モノじゃないから
仕事柄、半年ごとに
地元地域の新聞購読数の
資料を手にするのですが
どんどん減っています。
確かにネットニュースのほうが
リアルタイムで知れるしねえ。
昔から新聞大好きな私としては
とっても寂しいのですけれど。
そんな新聞を読んでいたら
コラムである人を紹介されてました。
その内容に、仕事の発信の
大切なことが詰まってるなあと
思って写真に収めちゃいました。
「震災遺産」と言う企画展を
開催された博物館の学芸員さん。
「モノだけ伝えるのではなく
その背景にある物語を伝えなくては」
という普段からの信条のもと、
「人の営みの見える展示」を
心がけられたそうです。
例えば…
「配達員のため温かいお茶を
用意していたのに、急な全町避難で
使われず何年も放置されていたヤカン」
この説明で、ただの古びたヤカンが
一気に身近なものになった話。
子どもたちへの授業では
収蔵品を持参。
パトカーの部品を置いて
「みんながすぐ逃げていれば避難を
呼びかけ続けなくともよかった。
みんなならどうする?」
と語りかけられるそうです。
ほったらかされた古いヤカンには
だれも心を動かされないけれど
ストーリーが加わると
心に訴えかけるものになる。
ただの壊れたパトカーの一部だと
「大変な津波だったんだねえ。
警察官の方、かわいそうに」って
済まされてしまうことも
ストーリーを語ることで
後世の人たちへの教訓になったり
生き方まで変える
きっかけになったりする。
モノだけをいくら一生懸命
伝えても届かない。
そのモノが持つ物語を
届けて初めて、人は
自分ごととしてとらえ
次の行動に移してくれる。
お仕事の発信も一緒ですね。
文章の書き方を伝えて
「上手に書けるよ」
「早く書けるよ」って
言うだけじゃ、あなたも
スルーしますよね。
届けたい人にきちんと届いて
出会いたい人に出会えた方の
ストーリーを届けてこそ
文章の持つ力や楽しさを
実感できると思うのです。
私もそこを届けられるようまだまだ勉強!
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