■一見さんも読めますか？
バレーボールに打ち込んでた
中学生時代、部活の先生から
教えてもらった言葉があります。
一期一会（いちごいちえ）。
（実は初めて目にした時、みんな
「いっきいっかい」って覚えた…）
一生に一度だけの機会。
生涯に一度限りであること。
生涯に一回しかないと考えて、
そのことに専念する意。
茶道の心得を表した語で、
どの茶会でも一生に一度の
ものと心得て、主客ともに
誠意を尽くすべきことをいう。
「一期」は仏教語で、人が
生まれてから死ぬまでの間の意。
三省堂 新明解四字熟語辞典より
一瞬一瞬、その時に集中して
練習すること、すなわち
日々を大切に生きなさい
という先生の想いだったんですね。
部活では本当にいろんなことを
学ばせてもらいました。
チームワークの大切さから
目上の方への接し方、
後輩たちに心をかけること、
先の人生で多少の困難があっても
「乗り越えてきたものがあるから
きっと私は大丈夫！」っていう
厳しい練習に耐え抜いた自信まで、
ありがたい経験でした。
この部活で教えてもらった
一期一会の言葉や考え方は
その後も結構、影響してるなあと
今にして思います。
例えば、ごくごく身近なことだと
誰かに出会った時や、
好きな本に出会った時もそう。
一日一日の出来事だって
すべてその日限りの体験や出会い
として、丁寧に向き合いたいなあと
ふっと感じることもあります。
どうしてこんな話を思い出したかと
いうと……
いろんなブログを拝読していて
「もったいないなあ」と
感じるシーンが多いから。
書いている人のことや
その人のお仕事を
「すでに知っている人」を
前提に書かれているような
記事が多いのです。
これってどういう意味だろう？
数日前に何があったの！？
この人の仕事って、結局なんだ？
などなど……
今一つピンと来なかったり
なーーんか距離があるなあ
と感じたり、せっかくの特徴が
つかみきれなくて
途中で読むのをやめたり。
いわば、楽しそうな会合に
初参加してみたけれど
すでに仲のいい人たちが
グループになってて
入っていけないよー
みたいな感覚……。
だから、ブログだって一期一会。
初めて出会う人が読んでくれると
思えば、一つ一つの記事で
丁寧に紹介や案内を
してあげたいですよね。
ほとんど流し読みの世界です。
書いている人が思っているほど
読んでいる人は丁寧に文字を
追いかけたりしてません。
だからこそ、大切なことや
伝えたいことは、何度でも
書きましょう♪
「初めまして」の方が
きっと今日もあなたの記事を
読んでくれているからね♪
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