■質問のチカラ
vol.938
昨夜からこの話題で
もちきりです。
『嵐、2020年で活動休止』
ニュース速報で目にした時は
本当にびっくりしました。
そして今日、たまたま見つけた
ネットの記事では
「ある質問」への意見が
飛び交っていました。
「活動休止は無責任」記者からの厳しい指摘に対する嵐の『回答』に、称賛の声
→クリックで外部リンクへ飛びます
確かに会見を見ていて
その質問に対し
私も「はぁ？」と思った
一人でした。
でも、その回答はリンク記事にも
ある通り、本当に私も
素晴らしいと感じたのです。
そして同時に、私の中では
世間の批判とは少し違う
想いが芽生えました。
「この質問があったから
あの回答が生まれ、
嵐というグループの
本当の姿や想いが
世に出たんだな」と。
取材をすること、
質問を投げかけることって
相手の良さを引き出すためには
「ヒール役」（悪役）という
役割も必要なのかもしれないと。
質問をした記者に
そこまでの計算は
なかったと思います。
でも、日々似たような
仕事をしている私には
勉強になった出来事でした。
目に見える事象だけを
追いかけていては
気が付かないことって
たくさんあります。
まっすぐ前からだけ
眺めていては
見逃してしまうものも
大きくて、もったいない！
差別化や独自化って
人とまったく違うことを
一生懸命探すのではなく
ちょっとだけ見る角度を変えたり
前からばかりじゃなく
後ろからのぞいてみたり
反対から近づいてみることで
ひょこっと気がついたり
することもあるのです。
それは、日頃から
人とは違う視点でモノを
見ようとしてみたり
もしも、そうじゃなかったならって
敢えて反対の意見を
考えてみたり
ちょっと「あまのじゃく」
になってみることから
始まることかもしれません。
あの質問で、多くの人が
心ふるわせた答えを
嵐から引き出した記者さん。
今頃「計算通りだ、してやったり！」と
笑っていたら、たいしたもんだなあ。
もしも、あなたが
そんな質問をする仕事でないのなら
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