vol.626
■ストーリーこそ大切に
私の生まれ故郷は
織物の産地です。
播州織と呼ばれる、もう200年以上の
伝統を誇る地場産業。
そこで、私と同世代の女性が
亜麻（あま）…いわゆる麻（あさ）、
リネンとも言います…を素材に
ストールやお洋服、
服飾雑貨の作家として
活動をしています。
作品のコンセプトは
「日本の普段に、日本のいいもの」。
１００％国産のリネン素材を
自社で織り上げ、染色は
自然素材の草木染。
ストールも雑貨も
すべて使い終われば
土に返るものばかり。
使い捨てが主流になりつつある
現代で、いつまでも大切に
使い続けられるものをと
取り組み始めた５年前から
立ち位置は全く変わることなく
発信を続けています。
今日も、近くで展示会が開かれ
久しぶりにゆっくり
出会いに行ってきました。
今では、北は北海道から
南は沖縄まで、催事に
飛び回る彼女。
「好きなことだから楽しい」
と美しい笑顔が返ってきます。
「ずっと、こだわってきたことを
曲げたりやめたりしなくてよかった」。
そんな彼女の言葉に
大きくうなずきながら
少しずつ、少しずつ、
想いに共感してくれる人との
出会いが重なり
ご縁が広がっていく様子を
間近で見てきただけに
自分が届けたいと思う人を
正しく見極め、きちんと決めて
ブレないこと
自分の大切にしていることを
あきらめずに届け続けること
それが、本当に大切だと、
今日も改めて実感しました。
「私はリネンを売っていない。
ストーリーを売っているから」
彼女が伝えたいのは
リネンのある暮らし。
「つまり、本当にいいものを
ずっと大切に使い続けながら
丁寧に暮らす暮らし方を
みんなに届けたい、それが
たまたまリネン製品だった」
ってことなのです。
モノを売るな、
ストーリーを売れ。
改めて、今日もその意味を
再確認させてもらいました♪
私たちは、ついつい
商品やサービスそのものを
一生懸命買ってもらおうとします。
でも、モノは誰が売っても同じ。
お客様にとっては、あなたから
買わなくてもいいんです。
その商品やサービスを通して
あなたが届けたいもの
伝えたいことに、ちゃんと
共感しててもらえること。
それこそが、本当のファンづくり
なんですね。
あなたは、商品やサービスを通して
誰に、何を届けたいのか
お客様にどうなってほしいのか
ちゃんとお話ができますか？
例えば、今の商品やサービスが
カタチを変えても、お客様に
届けたいこと、伝えたいものが
届けられますか？
伝えられますか？
彼女のように催事を開き
一人一人のお客様と
話ができればいいのですが
なかなか、それができる
お仕事ばかりじゃありませんね。
だから、お仕事ブログです。
お客様が納得して共感して
くれるのは、商品やサービスではなく
その背景にある想いやストーリー。
それをしっかり自分の言葉で届けたい。
仕事への想いやストーリーが
見つけ切れていなくても大丈夫です。
日々、そんな自分の気持ちと
向き合い、自問自答を繰り返す
お仕事ブログに向かっていると
ある日、ふと出会えるんです。
これが自分の強みかも。
これが届けたいお客様だ。
私にも伝えるべき
ストーリーがあった。
ぜひ、出会えるまで
ブログを通して、あなたの
想いとと向き合ってください。
お手伝いしますから♪
「モノを売らない！ストーリーを売る
お仕事ブログを知りたい……」
こちらから気軽にどうぞ！
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