何ヶ月ぶり！？
お家でまったり……
……
とお仕事をした日曜日でした。
起業・開業・営業を西脇市その他
北はりまから応援中！
小さなお店とサロンのための
文章を大切にした広報室
「エルソル広告相談所」
ウチハシです。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ちょっとお堅い記事が
続いたので・・・
たまにはお休みブログ。
ホットケーキミックスで
アールグレイのスコーンを
焼きましたが……♪
息子と二人で
平らげました〜。
最近、周辺は・・・
ちょっとしたベビーブーム♪
勢いよくスコーンを平らげる
間も無く２０才の大学男子を見ながら
よくまあ、無事に生まれて
育ってくれたものだと
改めて自分の出産を思い出しました。
今日はちょこっと
息子の誕生物語におつきあいのほどを。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「変わったことがあったら
すぐにおいでって言ったでしょ。
即、入院！」
予定日まで、まだたっぷり３ヶ月。
ベビーはわずか８００グラム。
確かに、安静を言い渡されては
いたけれど、入院って……。
診断は切迫早産。
予定日まで、まだまだ日があるのに
せっかちなベビーは
すぐにでも生まれてきそうな
気配だったのでした。
「私、車を運転してきたので
一度家に帰って……」
「病室へ行きなさい！！！！！」
最後まで言わせてもらえなかった…
それほど、事態は急を要していたのでした。
病室に入るや否や、すぐに点滴開始。
お腹の張りを止める薬を落とします。
お腹の張り。
つまり、陣痛がいつ始まっても
おかしくない状態だということ。
結局、この瞬間から
出産するまでたっぷり３ヶ月、
点滴の針が腕から抜かれることは
ありませんでした。
「絶対に起き上がらないように。
人間保育器に徹してください」
トイレはベッドの隣に
ポータブルが置かれ
食事以外は起き上がり禁止。
ただひたすら白い壁と
白い天井を見つめる毎日が
始まりました。
普通、この張り止めの点滴は
動悸が早くなるなどの
副作用が起きやすいそう。
張りの強かった私は
最速で薬を落としても
改善の兆しが薄く
要注意患者のブラックリスト入り。
唯一の救いは
どんなに早く多く薬を使っても
副作用が一切なかったことと
点滴の針がとってもよくなじみ、
看護師さんたちに驚かれるほど
針を差し替えなくてOKだったこと。
いろんな意味で、すっかり
看護師さんたちの間でも
有名人になり
同時に３人部屋の「主」にもなって
いろんな方が入院されるのをお迎えし
退院されるのをお見送りしました。
そんな毎日が続くこと
まもなく３ヶ月・・・。
そろそろベビーも１０ヶ月に入り
体重も２７００グラムまで成長。
もう大丈夫という頃
「……逆子が戻らないねえ……」
ベビーは、すっぽりと
骨盤の中に体育座りで
収まっている……。
３ヶ月近くも入院していると
自然分娩の体力もないだろうと
判断されたお医者様。
「ええ日があるよ。
クリスマスイブはどうや？？」
「どうやって…（＾＾；」
こうしてベビーは１２月２４日、
予定日まで３週間を残し
帝王切開にて、この世に出てきたのでした。
予想もしなかった
大変な出産になりましたが
長い入院生活の中で
いろんなことを感じる機会を
いただいたのです。
入院中、隣のベッドには
いろいろな方が入っては
出て行かれました。
死産の方。
流産の方。
ガンの治療の方。
なかなかベビーに恵まれない方。
妊娠すれば誰でも出産できるものと
思っていたけれど
流産や死産の多いことに驚きました。
人がこの世に生まれるって
決して当たり前ではなく
本当に一人一人が奇跡なのだということ。
自分が生まれてこの世に
生きていることに、
命がけで産んでくれた自分の親に、
改めて感謝ができました。
「どんなにやんちゃでも
暴れん坊でも
元気に育ってくれたらそれでいい」
どうして、こんな大変な出産を
私が……って
思う日もあったけれど
形だけでなく、人間としても
本当の親に育てるために
経験をさせてもらったのだと思えた
３ヶ月の大出産物語でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「もう〜！
なにやってんのよ〜！！
いうことを聞きなさーい！！！」
ああ…。
あの病院での聖母のような
決心はどこへやら…。
そんな日々も過ごしつつ
息子は３ヶ月後に成人です。
人の何倍も何倍も
たくさんの方々に助けられ、支えられ
誕生を喜んでもらえた命。
大切に日々を過ごしてほしいと思います。
もしも、あなたが
自分が生まれた日のことを
今まで聞いたことがなかったら
一度、ご両親に聞いてみてはどうでしょう。
もしも、あなたが
お子さんが生まれた日のことを
今までお子さんに話したことがなかったら
一度、ゆっくりお話ししてみてはどうでしょう。
明日からの毎日が
ちょっと違って見えるかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お子さんの誕生物語。
写真もいいけど、文章にして
残しておくのもいいですよ。
