高校男子、お弁当からのプチ卒業

１学期の期末テストが終わって、授業が午前中で終わる高校の７月。

３年生の息子は、すでに部活も引退。

毎朝のお弁当づくりがお休みになりました。


ラクチン♪


…と思ったのは、ほんの数日。

なんだか…さびしい…。


お弁当は、口数の少ない高校男子とのコミュニケーション。

元気に一日過ごすんだよと想いを込めて、ギュッギュッとおかずを詰めておにぎりを握ると

はい、一日元気でしたと、空っぽのお弁当箱が返事を返してきます。


これまでは、土曜日も夏休みも冬休みも、春休みも、部活のお弁当を作り続けてきました。


「やったー、放課後まっすぐ帰れる～」と解放感いっぱいの高校男子でしたが、妙に帰りが遅い日々。


聞けば、これまで部活一筋だった放課後が、友だちと話したり遊んだり、時には寄り道して揚げたてコロッケをほおばったり…「青春や～」と、高校生らしい毎日を過ごしているそうな。


そろそろ、進路を決める決断の時期がやって来ます。

３年生の夏に遊び呆ける高校生…？？


ハラハラする親の心を知ってか知らずか、お弁当を持たない高校男子は、今日も「青春」を謳歌しています。