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4月はみなさんお忙しいのか、
発表者を募っても一人もいない?!
という事態におちいり、以前発表した
おはなしのサビ落としでもいいので、
発表してくださいとお願いしました。
ところが、フタを開けてみると
予定外の方が発表を希望されたりで、
逆に時間オーバーのために発表
できない方が出てしまいました。
何度やっても研修会の段取りは難しい。
今回は個性的なおはなしが多く
私の好きなものだったので
楽しかったのですが、子どもには
どうだろう?という疑問が残りました。
おはなし選びもまた難しい。
これは永遠のテーマです。
4月25日(火)の記録
1.詩 ぼくの影
『ある子どもの詩の庭で』
ロバート・ルイス・スティーブンソン作 間崎ルリ子訳 瑞雲舎
三枚のおふだ
『日本のむかしばなし』 瀬田貞二文 のら書房
2.だれがいちばん大きいか
『世界のむかしばなし』 瀬田貞二訳 のら書房
3.詩 ゴライリおばさん
『ライラックの枝のクロウタドリ』
ジェームズ・リーヴズ作 間崎ルリ子訳 こぐま社
4.かえるの王女
『ロシアの昔話』 内田莉莎子訳 福音館書店
5.チム・ラビットとキツネ
『チム・ラビットのおともだち』
アリソン・アトリー作 石井桃子訳 童心社
6.詩 ライラックの枝のクロウタドリ
『ライラックの枝のクロウタドリ』
ジェームズ・リーヴズ作 間崎ルリ子訳 こぐま社
クルミわりのケイト
『おはなしのろうそく10』 東京子ども図書館
7.鋳かけやの宝もの
『西風のくれた鍵』
アリソン・アトリー作 石井桃子訳 岩波書店
今日から新年度ですが、昨年度最後の
研修会のまとめができていませんでした。
詩についての読書会。
児童文学論の第七章です。
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児童文学論
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今回、初めて児童文学論の要約を担当しました。
自分から手を挙げたのは、来年度、難解な
叙事詩とサガの章を担当するより詩の方が
いいなという打算だったりするのですが、
いつもより深く読み込んだおかげで
収穫の多い勉強会になりました。
リリアン・スミスの児童文学論は私たちの
勉強会で最もコアとなっている本です。
何度もくり返し取り上げてきましたが、
何巡しても、もう充分といえることは
ないでしょう。
どこをとっても大事なことばかりで、
削れるところが一行もないのでは
ないかと思えます。
子どもに与える詩をどうやって選ぶか、
詩が子どもにもたらしてくれるものは
どういうものか、そういったことを
勉強した上で、実際に詩の本も取り
あげて、参加者が自分の好きな詩を
その場で読んでいきました。
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詩集 ライラックの枝のクロウタドリ
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ふりむくんじゃないよ―ラングストン・ヒューズ詩集
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詩は自分で読むより耳から聞く方が
ずっと楽しいですね。
おはなしと違うのは、詩の場合、
聞く人それぞれが異なった意味を
感じ取ることができるところじゃ
ないでしょうか。
学校の授業ではそれを許されない
のかもしれませんが、せめて
私たちは詩本来の楽しみを
子どもに届けたいです。
彼らは自分が表現できるより、
はるかに多く理解できるということを
忘れてはいけません。
詩を楽しむことは誰にも干渉されず、
自由に自分の心が感じるまま
解放されることのように思います。
そういう時間を積み重ねることで
自分という物が形作られていくのでは
なかろうか、というのが今回私が
気付いたことでした。



