エルクレスト下北沢店
木村佑介です!
こんな記事の一文から、今日は話題を拡げていきたいと思います。
→違和感のある部位に対し、アイシングによる処置を行った。
アイシングは元々、とある大学の教授の論文から広がった概念です。
受傷した部位には、腫れ、熱感、疼痛が伴うために、冷却という手段を用いて、それらを抑える事が大まかな理屈です。
もう少し専門的な用語で行くと…
①血管収縮・毛細血管透過性の減少
②体内10cmの深さまで及ぶ局所的体温低下による損傷部分の代謝の減少
③疼痛受容器に対する麻酔作用
④筋紡錘活動の低下(筋肉細胞の活動の低下)
アイシングを行う一番のメリットは疼痛の緩和にありそうです。
そのために、血液循環や代謝を減少させたりするようです。
しかし、こういった言葉を聞いた事がありませんか?
「血液循環を良くすれば…」
「循環が悪いからコリが…」
あれ、逆ですよね?
私が見た例で、2パターン挙げられます。
同じ肉離れという例ですが
・片方はアイシングまったくなし→即治療開始
・現場にてアイシング等の処置~電気治療などの消炎処置
同じ期間で比べても、回復度はまったく違うなという印象です。
圧痛のレベル、柔軟性の回復度、競技復帰までの時間などなど、前者が圧倒的に早いのです。
だからといって、この記事で結論を出す事は致しません。
是非、皆様のご意見を聞かせて頂きたいなと感じます^ ^