ドローインという技術はご存知ですか?
簡単に言うと、以下のようにお腹を引っ込めることです。
お腹の一番奥で、コルセットのような形でお腹周りの安定化を担う筋肉です。
この筋肉を効率的に働かせてくれるのが、ドローインという技術なのです。
筋肉博士で有名な石井直方教授によると、ドローイン中は腹横筋の断面積が3倍にもなる程だそうです!
普段は意識しないこの筋肉ですが、緩む=使えていないと、腹圧が下がった状態を生み出します。
腹圧は、腹内部における圧力の事で、腹全体を締める力と捉えて下さい。
なぜ、ドローインによってサイズダウンが可能になるか?
それは、腹横筋の活動量が増加することで、腹部内圧=腹圧が増し、全体を締める力が付くからです。
一回30秒からで構いません。
毎日の積み重ねで、確実に効果を出してくれるはずです!!
サイズダウンだけでなく、腰痛予防にも非常に有効です。
ドローインによって、腹横筋が活動=収縮することで、背中にある胸腰筋膜を引っ張ります。
この作用により、腰椎=腰の安定化に繋がり、かつ、その上下の関節である胸椎、股関節を効率良く使う事が出来るようになります。
この話はまた次回に回しますが、ドローイン一つとっても身体には多彩な影響を及ぼします!
私はパワープレートトレーニングにおいても非常に有効と考え、より効率的にトレーニングを行う目的で、このドローインは使用しています。