話題の食事法を比べてみる② | 下北沢〜パワープレート!ダイエット!健康!

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エルクレスト下北沢店 木村佑介です!

昨日、挙げてみた主な考え方の違いについて
お話したいと思います。

PFCバランスの違い
PFCバランスとは、三大栄養素をどの比率で摂取すべきかという指標になっています。
P=タンパク質、F=脂肪、C=炭水化物
この3つをどう考えるかで、比率は大きく変わります。
玄米菜食法においては
P=15~20%
F=20~25%
C=60~65%
がベースにあるようです。
こちらは、特に炭水化物がエネルギー源であるという点を重視しています。

一方、糖質制限食においては
P=20~30%
F=60~70%
C=10~15%
という考え方がベースのようです。
こちらではエネルギー源として脂肪を選択しており、当たり前ですが糖の弊害を見ています。


人類の適応の違い
人が誕生してから300万年とも言われています。この間、人は様々に生活や食事スタイルを変化させてきました。
現在のような農耕が始まったのが1万年前とも言われています。
この1万年の間に、人は穀物を摂取することに適応した、だから無精製の炭水化物をしっかり取ることにより、健康を目指すのが玄米菜食法です。

一方、糖質制限食では、299万年の方に目を向けます。この間の人は狩猟によりエネルギーを得ていたはずで、肉に代表されるタンパク質と脂質が中心のエネルギー摂取が本来の食事だと捉えます。

肉を代表とするタンパク質の捉え方
タンパク質に関する捉え方は、ほぼ真逆と言っても良いでしょう。
玄米菜食法においては、タンパク質の組成に目を向けます。タンパク質は化学式においてN(窒素)を含みます。これを処理する段階において、身体の毒素を増やしてしまい、身体には好影響ではないと言います。Nを含むものとしてNH4(アンモニア)等が含まれます。また、腸内細菌中の悪玉菌を増やしてしまうからという意見も大きな割合のようです。

一方、糖質制限食ではタンパク質の働きに目を向けます。タンパク質は身体を構成する栄養素として重要な位置付けを占めています。内臓器、皮膚、爪、髪、細胞…ほぼ全てがタンパク質からなっています。
だから、タンパク質を重要視し、不要と考える糖質はどんどんカットしていきます。


簡単に両者を比べてみました。
いかがでしょうか?
この回においては、どちらが優れているという点はあえて突っ込みません。
但し、どちらにも優れている点があるのは事実だと思います。