さて、昨日の続きです。
私達の身体には体重の約1.2%程のカルシウムが貯蔵されています。
重さにすると、700~800gです。
そして、その99%が骨に貯蔵されているのは昨日お話した通りです。
残りの1%は血液中や、細胞の内外に存在していて、神経伝達あるいは細胞機能の調節を行っています。
トレーニングにおいて重要とも言えるのが、神経伝達、そして筋肉の収縮に関連することです。
カルシウムの血液中の濃度は、8.8~10.4mg/dlという範囲で調節されていて、さらに細胞内の濃度はその1/1000という非常に小さい値で調節されています。
こう考えてみると、本当に必要なカルシウム量は…?と考えてしまいます。
本当に大量に必要なのか?
また次回、別の視点から考えてみます。