東洋医学において、ストレスをどう捉えるかという点についてです。
人の正常な身体の条件として、「気」の流れがしっかりしてることが挙げられます。
といっても、私自身は気が見えるわけでもないし、気功といった事が出来るわけでもありません。
東洋医学は、徹底した観察の学問です。
見えないものを視覚化するために、その人の表情や症状といった情報から、気の流れがどうなっているのか等、推測しながらお話を聞いていきます。
例えば、ストレスがある場合に気の動きを考えようとなります。
こういった場合、気の流れで考えられるのは「上る」「結ぶ」という概念です。
難しいように感じるかもしれませんが、非常に単純です。
・頭痛など、上に登ってくる症状がないか
・便秘など、詰まるようね症状はないか
こういった一つ一つの理屈への当てはめ作業を徹底的に行っていきます。
では、具体的なツボの話です。
ストレス一般に非常によく用いられるのが「太衝(たいしょう)」というツボです。
足の親指、人差し指の間の凹みを上にこすっていって、止まる直前にあるツボです。
ストレスを感じている場合は、少し押してみるとかなり痛いと思います。
このツボは、前述したような気の流れを調節するのに非常に適したツボと言われています。
深呼吸のしながら、ゆっくり5秒くらい押してみるのがオススメです!