一昨日の糖質制限の考え方の関連記事です。
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血糖値と聞くと、ドキッとする方もいらっしゃるかと思います。
通常の状態であれば、血糖値はホルモンの影響によって一定値に保たれています。
ところが、一時的にその値が崩れてしまうという場合があります。
それが例えば「食後低血糖」などという言葉で示されるような状態です。
食後に血糖値が大きく変動してしまうパターンは3つあり
・食後に急激に上がり、その後に急落するタイプ
・ずっと低い値のままのタイプ
・乱高下を繰り返すタイプ
になります。
こういった場合
「血糖値を調節できず、安定した血糖値を維持出来ない」状態であると判断されます。
食後にすぐ眠たくなる、だるくなるといったタイプの方は是非一度、食事の内容を見直してみて下さい。
おそらく、糖質の割合がかなり高くなっているはずです。
では、この血糖値と睡眠の関係はどうなっているのか?
端的に示されている図がこちらになります。
どうやら、血糖値が安定することと、睡眠の質には相関関係がありそうだと判断が出来ます。
食事によって、血糖値の変動を小さくする工夫として
・噛む回数を増やす
・食事時間を長くする
という点は非常に重要な点になります。
咀嚼という刺激により、唾液の分泌が促され、そこで糖質の分解酵素であるアミラーゼ(プチアリン)の分泌を促すことが出来ます。
また急いで食べることは、食事後に急激に血糖値を上げる原因となります。
私自身も、食事の際の噛む回数に関しては意識をして増やすように心がけています。