わかってもらえないカサンドラ②

妖怪おじ👶の会社のイベントに行かなければならない時があり、私はオシャレを優先してヒールを履いて家を出てしまいました

ヒールの靴擦れでモタモタしていると、妖怪おじに👶にイライラされて、罵声を浴びせられるのにヒールを履いてしまった自分もバカだったんですけどね…

この日も散々イライラされてやっと会場につきました。

会社の人達には、私を鬼嫁に仕立て上げています。

上司と飲みに行きたくない口実に、私が口やかましくて、お金も管理されているかのような嘘をついていますから。

上司に嘘ついて、よその店で朝まで飲んでるくせに

到着まで、イライラして怒鳴り散らして険悪な雰囲気だったのに

徐々に私に優しくしてきます。

豹変する妖怪おじ👶

👶「〇〇あれ美味しいんだよ、食べる？」

👶「〇〇ビール飲むだろ？買ってくるから待ってて」

私「ありがとう、でも私も行くよ」

👶「いいよ、いいよ、〇〇足痛いんだろ？」

　　　　はぁ〜〜〜？

お前さっきまでなんて言ってた！？

👶「せっかく来たんだからあれも食べてみたら？」

👶「〇〇は動かなくていいから、座ってて」

👶「食べな、食べな」

せっせと動きます

別人すぎて別世界に迷い込んだかのよう

傍から見たら、でーんっと座って何もしない鬼嫁なんだろうな

👶「今日来てよかった？楽しいかった？」

楽しいわけないだろー！！！