2020年。
あらゆるイベントが中止となり、個展も開催不可能となりました。
国の持続化給付金、県の支援金等を申請し、もらいましたが、それでも厳しい状況は変わりません。
文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」
私が対象になるのかどうか、色々とtwitterを見たり、情報を載せてくださっている方のnote等を調べ、
どうやら私の活動でも申請できるのでは、と思い、1次募集時に申請し、時間はかかったものの、無事に採択されました。
採択に至るまで3度、不備で差し戻されましたが、その記録を残しておきます。
※twitter等から見に来てくださった方の中には、どういう活動をしている人物が書いているのかわからないと思ったため、書き足しておきます。
自身でデザインした雑貨・アクセサリーを制作し、
各種イベントに出展、個展やPOP UPを開催、取引先へ委託、通販等において作品を販売し、収入を得ています。
私の申請は
A-① 美術 確認番号無し
提出書類は
青色申告決算書1~4枚
本人確認書類
活動歴資料
補助の対象となる条件を証明する資料 です。
補助の対象となる条件は、文化庁の記入見本にあったものとほぼ同じような内容を記載。
①イベントに出展、個展を開催し、来場者へ作品を販売することが事業収入の主たる部分であること
②3~6月に予定していた出展イベント7件が中止となり、4月に東京のギャラリーで開催予定だった個展が中止となったこと
③集客が多く見込まれるイベントは既に中止が決定しているか、開催できるかどうかも不確定であり、
仮に開催できたとしても、従来通りの集客は見込めず、同様の収入が得られないことが明らかであること
この書類については、不備等何か指摘されることは無かったので、問題なく補助の対象と認められたのだと思います。
以下、申請後の流れです。
7月26日未明 申請
8月3日(8日後)不備メール
「確定申告書に税務署受付印が確認できない」
→どこをどう見てもばっちり押されている。これが確認できないとは、一体。
4枚全てに押されていないといけないのか?何年も直接税務署に提出しているが、1枚目にしか押されない。
と、即メール返信。(この時、マイページはメンテ中)
返信が来ないまま8月6日となり、マイページにログインできるようになったので、上記のメール文面と同じメモをpdfに追加。
カラースキャンしたものだったので、念のために白黒も追加して、再申請。その旨、もう一度メール送信。
8月6日(11日後)メール返信あり
「税務署受付印は確認できました。また確認したいことがある際は連絡します」
8月20日(25日後)マイページに不備表示(メールは無し)
「活動歴資料は2017年度以降のものを2回分提出」
→直近の個展である2019年5月と2019年9~10月の個展、2回分の資料を添付している。
2018年~2020年の活動歴が載ったページをスクショし、その個展2回のところを赤く囲み、フライヤー画像・開催のネット記事を添付したものの、
ほぼ同タイトル個展だったため、おそらくそこだけで1回分しか提出していないとされた模様。
即日、提出資料は2回分である、しっかり日時と場所も確認してほしい旨のメモを付け、
さらに念のために2018年個展のフライヤー画像も添付し、再申請する。
8月22日(27日後)マイページに不備表示(メールは無し)
「活動歴資料は申請者本人との関係が明らか(芸名等)になっていないといけない」
→提出した資料内に、個人名ではなく屋号で事業活動しているため、個展開催の表記は屋号になる。
屋号は確定申告書にも記載があるので確認してください。 と記載している。
そこは突っ込まれるだろうと予め思っていたので資料内にも記載していたものの、通じず。
資料内にも屋号で活動している旨記載している、
公的な書類である確定申告書に記載のある屋号は申請者本人との関係が明白ではないか?と即日メール送信。
それと同時に同様のメモを付け、再申請。
8月24日(29日後)メール返信あり
「審査部の方へその旨伝えた。現在、最終段階の有識者による審査に入っている」
→数時間後にマイページを見ると確認・審査中となっている。
最初の申請から4週間でやっと審査段階?に入れた。
9月4日(40日後)
交付決定メール着。
持続化給付金ももらっていて、ハガキもあったのでそれを提出してもよかったが、
確定申告書(青色申告決算書)を提出した理由は、
・イベントにかかる費用を出展費として計上していることがわかる
・一昨年より売上が下がっていたため、その理由を「このイベントに出られなかったので、これだけの金額下がった」と特記事項に記入していたので、イベントによる収入を申告していることが明らかになると思った(補助の対象となる条件をより証明できるのではと)
・屋号がしっかり記載されている
と思ったものの、担当者にもよると思うが、結局どこまで目を通しているのやら?なのでハガキの方がスムーズだったのかもしれない。
(届いたハガキの宛名にも屋号は入っているので)
メモ書きを添えただけで、中身は最初に提出した書類ほぼそのままで結果通ったので、3回も差し戻されたのは一体…。
とは言え、よかった点は、再申請の都度、経費の手直しができたこと。
(買おうと思っていた品物が売り切れていたり、価格が変わっていたり、ICT分を追加したりもしたので)
不備で再申請とならない限り、一度提出した内容は変更不可能です。
事業内容と、経費内容については一度も指摘無く、申請通り採択。
申請した経費は主に、
冊子制作代、その冊子の郵送代、撮影用カメラ代、
イベント出展費、旅費交通費、
プロトタイプ品試作代、感染対策用消耗品費 等々。
販売用の仕入れだったり、販売物の制作にかかる費用は不可とされていますが、
現在プロトタイプ段階の試作(本制作のためのたたき台のようなもの)を外注でお願いしているので、その費用を申請してみました。
申請にあたってとにかく困ったのは、
・経費の説明入力欄が120文字しか入力できない。
1万円を10,000円にするだけで文字数をどんどん消費してしまう。全然詳しく書けない。
かといって、その欄の入力が不要になる書類を作るのもどうなのかと思い(簡易じゃなくなる)、無理矢理まとめた。
・資料添付欄が少ない。容量もとにかく少ない。pdfも画質下げたりしてなんとか2MBに抑えた。
・保存機能が無い。
現在は確認番号ありのA-①はだいぶ審査が早いようなので、確認番号を取れる人は取った方がいいと思います。
提出書類が不備にされ差し戻されると(本当に不備があろうがなかろうが)どんどん審査に入るのが遅くなると思われるので、
確認される書類が少ない、確認番号ありの方がスムーズなのは間違いないと思います。
私が採択された9月4日時点で、美術の採択は270件。
予算はまだ余っていると聞きます。
給付金ではないため、自己負担も必要にはなり、
色々と申請のための文章も書かなくてはならず、事業完了後の報告もまた大変そうではありますが、
対象になりそうだ、という方は9月30日までにぜひ申請を…。




